ソフトブレーンの新CRM「eセールスマネージャー」登場
ソフトブレーン株式会社が、クラウド型新CRM「eセールスマネージャー(esm)」をエンタープライズ/中堅企業向けに2025年2月19日より提供開始することが発表されました。この新たなシステムは、中小企業向けに先行販売されており、その経験を踏まえてさらに機能強化された形で登場します。
1. 事業環境の変化とCRMの必要性
現在、企業が直面している事業環境は日々変化しています。予測不能な実体経済や新たなテクノロジーの登場、顧客ニーズの多様化などがその主な要因です。これらの変化を受けて、企業が持続的に成長するためには、迅速な意思決定と戦略立案が欠かせません。ソフトブレーン社は、この課題を解決するために新CRM「eセールスマネージャー」を開発しました。
2.「eセールスマネージャー」の特長
2.1 顧客接点の一元管理
「eセールスマネージャー」では、見込み顧客から提案中顧客、既存顧客まで、さまざまな顧客接点の情報をシームレスに管理できます。これにより、蓄積されたデータを基に、適切なタイミングで施策を展開し、顧客との関係を強化することが可能です。
2.2 業務効率の向上とAI活用
このシステムは、UX(ユーザーエクスペリエンス)の向上を重視し、直感的な操作ができる設計となっています。また、AIを活用した機能が搭載されており、データの入力支援やサジェスト機能などが用意されています。これにより、担当者の負担を軽減し、業務のスピードを上げることができます。
2.3 柔軟な拡張性
ブレーン社は、変化の激しいビジネス環境に対応できるよう、「コンポーザブルアーキテクチャ」を採用しています。このアーキテクチャにより、ユーザーが自ら必要な機能を追加したり組み合わせたりすることができ、再開発の必要がなくなります。これによって、開発コストや時間を大幅に削減できることが期待されています。
3. エンタープライズ向けの強化
エンタープライズや中堅企業向け「eセールスマネージャー」は、拡張性と安全性を重視して開発されています。特に注目すべきは、業務アプリ構築機能や他システムとのデータ連携の強化、多様なカスタマイズが可能な点です。
3.1 拡張性の特長
- - ローコードでの業務アプリ構築機能
- - CSV形式やWeb-APIを用いたデータ連携の強化
- - データ連携基盤「esm linkage」への対応
3.2 安全性
- - データ権限やロール権限機能により、個別の業務内容に合わせた権限管理が可能
- - IP制限機能によってセキュアなアクセスを実現
- - ISMS認証やクラウドセキュリティ認証の取得により、安全な運用体制を構築しています。
4. 利用料金とプラン
このCRMには、数つの利用プランがあります。具体的には、シンプルに運用できる「Starter」、必要な基本機能を揃えた「Basic」、そして高いセキュリティと連携機能を備えた「Enterprise」が用意されています。各プランに応じた月額料金も掲載されており、ユーザー数に応じた選択が可能です。
5. 今後の展望
エンタープライズ/中堅企業向けの「eセールスマネージャー」は、さまざまな部署での利用が可能であり、部門間でのデータ活用を促進します。これにより、全社的な戦略立案が行いやすくなるでしょう。ソフトブレーン社は今後もこのCRMを進化させ続け、お客様のビジネス成長を支援する強力なツールとして提供していきます。
6. まとめ
ソフトブレーンの新CRM「eセールスマネージャー」は、エンタープライズ/中堅企業にとって貴重な資産となるでしょう。その柔軟な拡張性と高い安全性が、今後のビジネスにどのように貢献していくのか、注目が集まります。