アパレルDX人材育成
2021-04-01 08:00:02
大阪文化服装学院がアパレル系DX人材を育成する取り組み
大阪文化服装学院と宮本企画室が手を組む
大阪文化服装学院は、1946年に設立されたファッションデザイン専門学校であり、業界で即戦力として活躍できる人材を育成しています。特にアパレル業界に特化した教育が行われており、学生たちはファッションデザイナーやスタイリストなど様々な職種に必要な技術を学んでいます。最近、同校では3年連続で宮本企画室合同会社と連携し、アパレル系DX人材を育成する取り組みを実施しています。
大阪文化服装学院とは
大阪文化服装学院は、ファッションデザイン専攻やパターンメイキング、スタイリングなどの専門知識を身につけることができる全5学科を設置しています。これらは文部科学大臣による「職業実践専門課程」にも認定されており、即戦力の人材が育成されています。特に、ブランドマネージメント学科では、プロデューサーコースおよびショップ開発コースが設けられており、学生たちは実際のブランド運営を通じて実践的なスキルを培っています。
ブランドマネージメント学科の取り組み
プロデューサーコースでは、リアルクローズの分野で活躍するブランドプロデューサーを目指す学生が多くいます。2年次には基礎的な知識を学び、3年次には自らプロデュースしたブランドの商品をSNSを活用して販売する実践が行われます。このプロセスにより、学生たちはマーケティングだけでなく、商品企画やSNSを通じた集客の重要性も理解することができます。
ショップ開発コースでは、実店舗の運営やマーケティング戦略の構築について学ぶことができます。学生たちは商業施設での実践的な体験を積み、SNSを通じた集客やネットショップの運営も行います。これにより、オムニチャネル戦略の重要性も理解できる教育が行われています。
SNSコミュニケーションの重要性
現代のブランド運営において、SNSの活用は欠かせません。大阪文化服装学院では、SNSの基礎的な知識やプロモーション活用法、マーケティング分析について多面的に学びます。特に、BtoCのEC市場におけるトレンドや成功事例を分析し、学生たちが自ら企画したブランドをネットショップ化する実践的な活動が重要視されています。
宮本企画室の役割
宮本企画室合同会社は、「ITを活用した商いの支援と知識の共有」をテーマに、企業や団体に対してDX化を支援しています。特に、商いのオンライン化に苦労している企業に対して伴走型のコンサルテーションを行い、具体的な解決策を提案しています。これにより、アパレル業界のDX化を進めるための実践的な支援を行っています。
このような取り組みを通じて、大阪文化服装学院と宮本企画室は、アパレル業界に必要なデジタルスキルを持つ人材を育成し、今後の業界の発展に寄与していくことでしょう。学生たちは、実戦経験を通じて得た知識とスキルを活かし、ファッション業界での成功に向けて邁進しています。
会社情報
- 会社名
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宮本企画室合同会社
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前4-26-28 2F
- 電話番号
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