エナリスが2027年度の容量市場参加企業を募集!
2027年度における電力の需給逼迫が懸念される中、株式会社エナリス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:都築実宏)は、デマンドレスポンス(DR)を通じて電力供出に協力できる企業を募集中です。この取り組みは、蓄電池や自家発電機などの分散電源を利用し、生産ラインの稼働時間のシフトで電力需要に応じるものです。
デマンドレスポンスとは?
デマンドレスポンスとは、電力需要が高まった際に電力消費を調整する仕組みです。当社が提供するこのプログラムに参加することで、企業は自身の設備を有効活用し、安定した電力供給に貢献することができます。参加する電力消費量の規模は問わず、小規模な設備でも受け入れ可能です。申込期限は2025年1月末まで。加えて、改正省エネ法に対応する取り組みとして、経済産業省への報告も可能です。
参加企業へのサポート
エナリスは、2017年度からこの取り組みを通じて安定供給に向けた実績を積んできました。特に2022年度には、初のアグリゲーター登録を果たし、電気自動車を利用した電力供出を実現しました。今後も、参加企業が保有する設備に基づき、最適な運用プランを提案することをお約束します。
どんな設備が対象になるのか?
以下のような設備を持つ企業が対象です:
- - 自家発電設備や蓄電池、蓄熱槽、ごみ焼却発電設備などの電力供給源。
- - 通常稼働している生産設備や空調、照明など、柔軟に電力消費を変更できる設備。
これら以外の設備についても相談が可能です。
参加の流れ
DR要請の際、一般送配電事業者からエナリスにDRの要請が入ります。その後、DR実行の約3時間前に企業に依頼が行われます。要請は年間で最大12回行われる予定で、各企業は登録した電力参加容量を供出することとなります。
報酬の仕組み
参加企業には、契約量に応じた報酬が支払われます。契約量に満たなかった場合は年間報酬が減額されることもあるため、注意が必要です。報酬の詳細については、事前にお問い合わせいただければ幸いです。
2027年度のスケジュール
電力供出の対応期間は、2027年4月1日から2028年3月31日までの平日9時から20時までです。これにより、電力不足が見込まれる時間帯に対応可能な体制が整います。
エナリスについて
2004年の設立以来、需給管理に関するノウハウを生かし効率的なエネルギー利用を推進してきたエナリス。2020年には「VPPプラットフォームサービス」を開始し、2021年からはDRサービスに節電還元を追加しました。近年は2022年4月にアグリゲーターとしての認定を受け、幅広いサービス展開を行っています。
お問い合わせ
企業参加を希望される方は、株式会社エナリスのカスタマーサービスセンターまでご連絡ください。電話では03-4226-2601(受付時間9時~17時)、E-mailは
[email protected]です。また、詳細な内容は当社のウェブサイトでもご確認いただけます。