生成AIを活用した業務の新たな指針
2026年6月24日、株式会社GenerativeXが新たに発刊する書籍『AIエージェント 導入・開発・運用 トータルガイド』が、日経BPから発売される。この書籍は、同社の取締役CAIO 上田 雄登氏と、執行役員CTO 小坂 佳範氏によって共同執筆されたもので、企業におけるAIエージェントの導入から運用までを系統的に解説した実務書となっている。
生成AIのビジネスシーンへの浸透
近年、生成AIの導入が進む中、多くの企業は本番稼働に向けた様々な課題に直面している。特に、品質管理、セキュリティ、ガバナンスの整備は急務であり、AIエージェントの適正な運用方法を確立することが求められている。本書は、これらの課題に対して実践的な指針を提供することを目的としている。
AIエージェントは、単なる指示応答型ではなく、計画を自ら立て、複数のツールやシステムと連携して業務を遂行する能力を備えている。そのため、その特性を理解し、従来のソフトウェア開発とは異なる視点での設計や評価が求められる。この書籍は、技術的な解説だけでなく、AIエージェントをビジネス成果へとつなげるための設計原則や運用の考え方に焦点を当てている。
書籍の特徴
1. 導入工程を体系化
本書は、AIエージェントの導入工程を分かりやすく体系化している。「何をAIに任せるべきか」という業務選定から始まり、Proof of Concept(PoC)設計、開発、品質評価、運用改善に至るまで、必要なプロセスを一冊で網羅している。
2. 品質・セキュリティの課題解説
AIエージェント特有の問題として、確率的な振る舞いや自律的な意思決定がある。本書では、こうした特性に基づいた品質評価の方法論やガードレール設計、セキュリティ対策について詳しく解説している。
3. 継続的な価値創造のための運用
AIエージェントの活用においては、リスク管理と人間の関与の設計が重要です。本書は、システムを継続的に改善し、価値を生み出し続けるための運用とガバナンスの考え方を提示している。
書籍の目次
- - はじめに
- - 第1章: AIエージェントの輪郭
- - 第2章: エージェントの内部構造
- - 第3章: マルチエージェントの階層設計
- - 第4章: 何を委ね、何を委ねないか
- - 第5章: セキュリティとガードレール
- - 第6章: 人間の関与の設計
- - 第7章: 品質評価という難問
- - 第8章: 開発と展開
- - 第9章: 運用と改善のループ
- - おわりに
著者プロフィール
上田 雄登(うえだ ゆうと)
東京大学の松尾研究室出身で、2023年に生成AI活用支援を目的とした株式会社GenerativeXを共同創業。大手企業向けに生成AIを活用した業務改革の支援や経営戦略の策定に取り組んでいる。
小坂 佳範(こさか よしのり)
東京大学大学院を修了後、株式会社LITALICOやBytedance株式会社での経験を経て、2024年にGenerativeXに勤務。生成AIを用いたアプリケーション開発から運用基盤の構築を手がけ、大手企業向けのAIシステム開発を推進している。
書籍情報
- - 書名: 『AIエージェント 導入・開発・運用 トータルガイド』
- - 著者: 上田 雄登、小坂 佳範
- - 発行: 日経BP
- - 発売日: 2026年6月24日
- - 価格: 3,000円(税抜)
- - ISBN: 978-4-296-21025-1
会社情報
株式会社GenerativeX
2023年に設立されたFDEコンサルティングファームで、AIエージェントを駆使した業務変革支援を全国・海外の大手企業向けに行っている。東京・丸の内に本社を構え、サンフランシスコやニューヨークにも拠点を持ち、グローバルに業務を拡大中である。
- - 会社名: 株式会社GenerativeX
- - 所在地: 東京都千代田区丸の内
- - 代表者: 荒木 れい
- - 設立: 2023年6月
- - URL: 公式サイト