新たな怪談が誕生
2025-08-29 12:49:05

漫画と考察が融合した新しい怪談集『無縁怪奇録 いんがほどき』発売決定

新たな恐怖の幕開け



2025年8月29日、株式会社竹書房から革新的な怪談書籍『無縁怪奇録 いんがほどき』が発売されます。本書は、怪談、漫画、考察が独自に融合した作品であり、著者には著名な怪談収集家である斉砂波人をはじめ、吉田悠軌、高田公太と、漫画家の綿貫芳子が名を連ねています。

作品の概要


本書は斉砂波人が収集したいくつかの怪談をベースに、異なる視点からそれぞれの作家が解釈した物語を織り込んでいます。特に注目すべきは、冒頭に3人の作家による怪談の考察が収録されている点です。彼らはそれぞれ異なる視点から怪の真相に迫り、読者を新たな恐怖体験へと導きます。

「因果」のエピソード


特に印象深いエピソードとして、「因果」を題材にした取材記録が挙げられます。ある漁師町に暮らすAさんの娘が、「にょにょさま」という神秘の存在から十円玉を受け取ったと語ります。しかし、その存在についての詳細は母には聞き取れず、奇妙な感覚が心をざわつかせます。読み進めるうちに、読者は不気味な雰囲気に包まれていくことでしょう。

怪談の本質に迫る


本書は単なる恐怖譚ではなく、怪談の本質に迫るための重要な作品でもあります。斉砂波人は、怪談の語り継がれる過程や新たな形に変化する瞬間に焦点を当て、読者にも怪談を語りたい衝動を引き起こすことを目指しています。

作家陣の紹介


  • - 斉砂波人: 怪談収集家であり、ホラー作家。独自の取材スタイルで怪談を集めており、2025年には『堕ちた儀式の記録』でデビューを果たします。

  • - 綿貫芳子: 漫画家として、怪奇漫画など多様な作品を展開。『となりの百怪見聞録』などで知られ、怪談界でもその名を馳せています。

  • - 吉田悠軌: 文筆業の他に多様な活動を行う作家で、怪談をテーマにした著書も多数。幅広いフィールドで活躍しています。

  • - 高田公太: 青森県出身の記者であり、地域の怪談を深く掘り下げた作品を多数持っています。

書誌情報


『無縁怪奇録 いんがほどき』は、定価1,650円で販売され、四六判サイズとなっています。詳細は竹書房の公式サイトで確認できます。リリースに向けて、多くの怪談ファンや新たな読者の期待が高まっています。恐ろしさと不思議さが交錯する本書、乞うご期待です。

詳細ページ

どんな怪談が待っているのか、楽しみに待ちましょう。


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会社情報

会社名
株式会社竹書房
住所
東京都千代田区三番町8番地1 三番町東急ビル 6階
電話番号
03-3264-1576

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