カーネーション「ダマスカス」新ブランドの初展示
2023年に入り、カーネーションの新たなシリーズ「ダマスカス」が、育種会社Dümmen Orange(デュメンオレンジ)によって誕生しました。このユニークなブランドには、世界共通の新しいコンセプトが与えられ、フラワーデザイン界に新風を巻き起こすことが期待されています。
大田花き市場での初展示
初めてのブース展示が行われたのは東京都大田区の大田花き市場。多くの花き事業者が集まり、新ブランドの魅力を体感する機会となりました。新しいコンセプト「Bold and designed to last」(大胆に、そして長く咲き続ける)をテーマに、約100本のダマスカスを用いた生け込みが印象的でした。デザインを手掛けたのは、フラワーデザイナーの佐々木美幸氏(TEN flower design)で、美しく力強いカーネーションの魅力を余すところなく引き出しました。
色とりどりのアレンジ
展示ブースでは、桜ピンクの「ブライダルダマスカス+」やバイカラーの「ダマスカス」、さらにはサクランボ色の「チェリーダマスカス」と「パープルダマスカス」の組合せによるアート性の高いアレンジが施され、訪れる人々の目を惹きつけました。フラワーデザイナー佐々木氏は、花の美しさを長く楽しんでいただくことが可能であることを強調し、「アレンジしたお花が約2週間もその美しさを保った」と語っています。
強さを兼ね備えた美
今回の展示では、わずか1本が折れただけという素晴らしい茎質の品質も話題となりました。しなやかでありながらも強さを持ち、まさに理想のカーネーションであると称される「ダマスカス」は、今後の市場でも注目が集まること間違いありません。
現在、日本国内で展開中の「ダマスカス」シリーズには、「ダマスカス」「パープルダマスカス」「パステルダマスカス」「チェリーダマスカス」「ロイヤルダマスカス」「ブライダルダマスカス」の6品種があり、オランダ本社ではさらなる品種の開発が進行中です。
展示の背後にある協力
今回の展示は、株式会社大田花きの協力を得て実現し、そのトレンド性や新たな魅力を広めることに貢献しました。また、フラワーデザインを担当したTEN flower designの技術も光を放つ素晴らしいものでした。
今後の展開に期待
Dümmen Orangeは今後も「ダマスカス」シリーズの周知やプロモーションを通じて、日本市場でのさらなる拡大を目指します。新たな花の魅力を広めるため、今後の動向に注目が集まります。詳細については、デュメンオレンジジャパンのマーケティングマネージャー、水戸真由子さんが窓口を担当しています。
お問い合わせ先
展示会は大田市場花き部の1階、仲卸通り中央にて行われ、今後も美しさと力強さを兼ね備えたダマスカスシリーズのプロモーションが楽しみです。