Polimillが全国1,800自治体に送付するクリスマスDMの全貌

Polimillが全国1,800自治体へクリスマスDMを発送

Polimill株式会社は、行政用の生成AIであるQommonsAIに関する情報をまとめたクリスマスDMを全国の1,800自治体に発送しました。このDMでは、来年度の予算編成や行政課題解決に役立つ情報が提供され、特に注目されるのは無料で利用可能な機能や有償プランの詳細です。

QommonsAIとは？

QommonsAI（コモンズAI）は、すでに全国600の自治体に導入されている行政専用の生成AIです。それが高く評価されているのは、1,000アカウントまでの永続的な無料利用を実現している点であり、最新のLLM（大規模言語モデル）がトークン数無制限で使える特徴もあります。さらに、日本国内の行政文書や議事録、計画書など、すでにAIが学習済みで、即座に活用できる環境が整っています。

無料機能や有償プラン

今回のDMでは、無料で利用できる機能に加えて、政策立案や高度な業務を支える上級者向け研修、さらにはDX推進を後押しする有償プランも紹介されています。これにより、自治体がまず何を検討すべきか、無料プランと有償プランの違いは何かを理解しやすくなっています。特に、来年度の予算編成を考える際に、この情報は非常に役立つでしょう。

導入しやすさが魅力

QommonsAIは、多くの自治体が手軽に導入できるよう設計されており、特に導入のハードルが低いことが特徴です。導入・運用の負担が少なく、行政AI市場でのシェアも高く、来年には1,200自治体での導入を予定しています。この充実した機能により、多種多様な業務の効率化が図られると期待されています。

大規模導入への対応

Polimillは、職員数が多い自治体や複数の部署での本格活用を考慮した大規模向けの有料アカウントプランも用意しています。たとえば、1,001から4,000アカウントの利用の場合、1アカウントあたり月300円という柔軟な料金設定が魅力です。さらに、4,001から10,000アカウントの場合は、1アカウントあたり月200円に設定されています。これにより、自治体の規模に応じたコストパフォーマンスの高い運用が実現可能です。

継続的な支援体制

ただ導入するだけではなく、Polimillは「活用・定着」までを見据えた支援体制を整えています。例えば、基本操作を習得するための無料の導入研修や、有料で提供される上級者特別研修、専門家がサポートする導入伴走支援プログラムなど、多様なニーズに応えるサービスが充実しています。

自治体職員のために

Polimillの代表取締役である伊藤あやめ氏は、QommonsAIが自治体職員の業務をよりスムーズにし、質の高い行政サービスを提供するために開発されていることを強調しています。DMが各自治体にとって予算検討やAI活用のヒントとなり、さらなる行政のデジタルトランスフォーメーション（DX）の推進につながることを期待しています。

今後もPolimillは、自治体の声を反映しながら、「現場で本当に役立つAI」の提供を続けていく所存です。