BIM/CIMと維持管理情報の連携で施設管理の未来を変える!アーリーリフレクションが「BIMSTOK」で特許取得
株式会社アーリーリフレクションは、BIM/CIM施設維持管理クラウド「BIMSTOK」を提供する企業です。同社は、BIM/CIM情報連携技術に関する特許を取得したことを発表しました。この特許取得は、施設管理の効率化と品質向上に大きく貢献すると期待されています。
BIM/CIMの活用は設計・施工段階にとどまっていた?
近年、建設業界では、BIM/CIM(Building Information Modeling、Construction Information Modeling)の活用が進んでいます。3Dデータと属性情報を用いることで、設計や施工の効率化、品質向上に役立っています。しかし、BIM/CIMの活用は、主に設計・施工段階に限定されており、維持管理工程での活用は進んでいませんでした。
BIMSTOKは、維持管理工程へのBIM/CIM活用を実現
アーリーリフレクションは、この課題を解決するため、BIM/CIMと維持管理情報を連携させる技術を開発しました。この技術は、BIM/CIMモデルにあらゆる維持管理情報を統合することで、一元的な管理を実現します。さらに、BIM/CIM本体の属性情報の更新を必要とせず、維持管理情報を紐付けることで、情報更新を容易にし、関係者間で常に最新情報と履歴を把握できるようになります。
BIMSTOKの3つの特徴
1.
統合プラットフォームとしての役割:BIM/CIMモデルにあらゆる維持管理情報を統合することで、一元的な管理による効率的な情報アクセス、管理環境を構築します。
2.
情報の更新性:BIM/CIM本体の属性情報の更新を必要とせず、BIM/CIMに維持管理情報を紐づける技術です。情報更新が容易となり、関係者間で常に最新情報と履歴を把握できるようになります。
3.
直感的な判断の支援:維持管理情報を視覚的にわかりやすく表示することで、設備や施設全体の状況把握及び、課題解決を効率化します。
BIMSTOKの今後の展望
アーリーリフレクションは、今後もBIMSTOKの機能拡充を進め、データサイエンスやAIを用いた情報の分析機能などを追加することで、施設管理者の意思決定を支援していくとしています。
BIM/CIM施設維持管理クラウド「BIMSTOK」について
BIM/CIM施設維持管理クラウド「BIMSTOK」は、施設維持管理を見える化して属人化を解決する、施設管理者向けのクラウドシステムです。維持管理情報の一元化、BIM/CIM活用と見やすい情報整理により、施設の状況を関係者間で素早く共有できます。
株式会社アーリーリフレクションについて
アーリーリフレクションは、システム開発とデータサイエンスにより、事業の実現と飛躍を支援する会社です。近年は、エンタープライズDX領域において、システムモダナイゼーション、AI構築など、多くの実績があります。
まとめ
アーリーリフレクションが開発したBIM/CIMと維持管理情報の連携技術は、施設管理の効率化と品質向上に大きく貢献する可能性を秘めています。BIMSTOKは、今後の施設管理において重要な役割を担うことが期待されています。