海外顧客が日本商品をどう情報収集しているのか
BEENOS株式会社が行った最新の調査によると、海外の顧客が日本商品の情報を収集する方法が明らかになりました。調査対象は185名の顧客で、越境ECサービス「Buyee」を利用したという共通点があります。本記事では、その結果を詳しく見ていきます。
主な情報収集経路
調査結果によれば、日本の商品情報を集める際、最も多くの人が利用しているのは「ウェブ検索」で、62.9%の回答者がこの方法を選びました。続いて、「YouTube」が48.6%、「ECサイト(Buyeeなど)」が46.9%、最後に「掲示板コミュニティ(Redditなど)」が44.6%という結果です。
特に関心を集めているのが「Reddit」であり、このプラットフォームは海外での日本の情報を得る上で強力な信頼源となっています。例えば、「r/japanesestreetwear」というコミュニティでは、日本のストリートファッションに関連した情報が信頼性高く提供されており、ユーザーが活発に交流しています。
SNSでの情報収集
SNSの利用状況を見ると、特に「YouTube」が目立ち、59.2%のユーザーがこの媒体を通じて情報を得ていることが分かりました。これに対して「Instagram」は40.2%で、ある程度の差が見られます。この結果は、YouTubeが単なるエンタメコンテンツではなく、商品のレビューや「開封動画(Unboxing)」など、視覚的に訴求するコンテンツを提供しているからでしょう。中には100万回再生を超える動画もあり、その影響力と重要性が伺えます。
日本のニュースサイトとECサイトの活用
ちなみに、日本のニュースサイトを訪れたことがあるという回答者はわずか12.6%でした。しかし、回答者たちが挙げた「Mercari」や「eBay」は、ECサイトそのものを利用して情報を得る場として活用されていることが興味深いです。これにより、ECサイトは商品情報を得る重要な場所として機能していることが明白になりました。
また、日本の商品についての情報収集を行うためにお勧めのサイトを尋ねたところ、多くの回答者が専門ジャンルに特化したサイトや、YouTubeチャンネルも運営していることに触れています。
公式SNSのフォロワー事情
日本のブランドやアーティストの公式SNSをフォローしているユーザーは54.4%に達しました。さらに、57.1%の回答者は、フォローしているアカウントが「日本語以外でも情報発信している」と述べています。つまり、多様な言語での情報発信が、海外のファン層を拡大させるカギとなるでしょう。現地の文化を理解したインフルエンサーの活用は、一層の効果を生むと考えられます。
購入意欲の高さ
最も注目すべきは、95.1%という高い割合の海外顧客が今後も日本から商品を購入したいと回答している点です。越境ECが根強く需要を持たれていることを示しており、今後も国際的な販売戦略においてYouTubeやRedditといったプラットフォームを活用することが、日本企業にとって鍵となります。
まとめ
この調査を通じて見えてきた海外の消費者が日本商品についてどう考え、どのように情報を集めているかは、今後のビジネス戦略にとって非常に重要な指針となります。日本の製品の商品力を理解し、海外市場に効果的にアプローチするためには、これらの情報収集経路をしっかりと把握する必要があるでしょう。
調査概要
- - 実施時期:2026年1月14日~21日
- - 回答者数:185名
- - 対象者:Buyeeで商品購入経験がある海外の顧客
- - 対象国:アメリカ、EU、イギリス、シンガポール、ブラジル、トルコ、タイ、ベトナム
- - 調査方法:オンラインアンケート
- - 調査主体:BEENOSグループ
この調査結果を元に、さらなるビジネス展開を検討してみてはいかがでしょうか。