みずほリース、Salesforce環境でのテスト自動化を実現し効率化に成功

みずほリース、Salesforce環境におけるテスト自動化の成功事例

みずほリース株式会社が、Salesforce環境でのテスト自動化に成功し、大幅な効率化を達成した。その背景には、オーティファイ株式会社が提供するAI駆使のテスト自動化ツール「Autify NoCode」と専門人材による支援サービス「Autify Pro Service」がある。

自動化の導入と成果

導入にあたっては、800のテストケースのうちの6割以上を自動化し、テスト期間を短縮することに成功した。これにより、従来の手動での作業が減り、多様なテストケースを実行することが可能になった。また、改修業務にかける時間も増加し、業務の効率と品質向上に大きく寄与した。

みずほリースの情報システム部との連携は特にスムーズで、同部の宮谷伸也氏と安生敦子氏が手を組んで進めたこのプロジェクトは、社内での評価も高く、現場主導の取り組みが効を奏した結果と言えるだろう。

オーティファイのテスト自動化プラットフォーム

オーティファイが提供する「Autify」は、AIと人間の力を組み合わせたQuality Engineeringプラットフォームであり、これによりソフトウェア開発やテストプロセスがより効果的に進められる。CEO近澤良氏の「多様化するユーザーのニーズに即座に応え、開発に専念できる環境を整えたい」という想いから、このプラットフォームは生まれた。自動化ツール「Autify NoCode」、生成AIによるテストケース生成の「Autify Genesis」、そしてプロフェッショナルによる導入支援「Autify Pro Service」の三つのサービスから成り立っている。

企業のビジョンと成果

オーティファイは「技術の力で世界中の人々の創造性を高める」ことをミッションとして掲げており、今後もソフトウェアテストの効率化のみならず、開発組織全体の生産性向上を目指している。これにより、IT予算の約3割を占めるソフトウェアテストの効率を上げ、企業全体の競争力を高める支援を行う。

今回の試みは、オーティファイの公式ウェブサイトでも詳細が紹介されており、さらなる情報が得られる。公式サイトはこちら。