製造・食品業界のDXを加速する新技術
ユーザックシステム株式会社が、受注業務の変革を目指して開発した「Knowfa 受注AIエージェント V1」。この新たなAI技術は、業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速することが期待されています。2026年4月9日の正式リリースにあたって、V1は特に自律精度向上エージェントの機能を強化し、ユーザーからのフィードバックをもとに進化を遂げています。
V1の核心:自律精度向上エージェント
V1の最大の特徴は、AIが受注業務における人の判断を再現し、高精度に自律学習を行う点です。これにより、最低限の業務ノウハウを提供するだけで、AIが自身で検証・改善を繰り返す体制が整っています。新入社員がOJTを通じてスキルを習得していくように、V1は現場の訂正フィードバックを受けて成長します。
従来の課題に挑む
製造業や食品業界では、受注業務においてFAXやメールで受け取る注文書に多様性があり、入力ミスや対応のずれが避けられない問題がありました。このような業務は、従来は経験豊富な担当者の「勘と経験」に頼らざるを得ず、業務効率化が難しい状況が長らく続いていました。その結果、受注担当者が一人前になるまでに約1年の時間がかかるとされ、業務体制においても大きな課題を抱えていました。
ユーザックシステムは、20年以上にわたりRPA技術を駆使し、1,300社以上の導入実績を誇りますが、非定型業務の自動化は難しい課題でした。しかし、V1ではβ版からのフィードバックを受け、50社以上でテストされており、実用性と安定性が高まっています。
V1の機能と導入による変化
V1によって可能になるのは、受注データの自動処理です。具体的には、AIによる受注情報の高精度自動認識、過去の受注データを基にした自動判断、訂正内容の即時学習といった三つの大きな構造を持ちます。この機能により、導入企業は受注業務の効率化を図り、判断・補正・入力にかかる作業が大幅に削減される見込みです。AIが24時間稼働することで、受注判断を前倒しすることも可能になります。
未来への展望
今後、V1は自律的な改善範囲を順次拡張していく予定であり、企業の生産性向上や売上増加に寄与することが期待されています。特に、業務をデジタル化することで人材の休退職が発生しても、AIに蓄積されたノウハウが失われない点は、大きな利点です。
ユーザックシステムの概要
ユーザックシステムは、1971年に設立され、業務課題を解決するためのパッケージソフトウェア「名人シリーズ」を展開しています。RPA、EDI、物流・帳票分野に強みを持ち、人手不足や働き方改革といった課題に対しても積極的に取り組んでいます。今後も「Knowfa 受注AIエージェント」を通じて、企業の業務のデジタル化を推進し、社会の変革に貢献していく姿勢を持ち続けていくでしょう。
【会社概要】
- - 代表者: 小ノ島 尚博
- - 所在地: 大阪市中央区瓦町1-6-10 JPビル3F
- - 公式サイト: ユーザックシステム
- - Knowfa 受注AIエージェント: Knowfa