Carstayは日本国内における新しいカーシェアリングサービスの拡大を発表しました。これまで特化されていたキャンピングカーのカーシェアリングに加え、普通車の利用も可能になる見込みです。この新しいサービスは、普通車の個人オーナーやレンタカー事業者が参加できる体制を構築し、今後のモビリティ市場の成長を支えることを目指しています。
普通車の登録開始
本日から、カーシェアへ車両を提供したい個人や事業者は、Carstayの公式サイトを通じて必要な情報を入力し、仮登録が可能となります。対象となる「普通車」は、キャンピングカーや車中泊仕様ではない一般的な車両のことを指しており、2025年1月中には本格的なサービスが始まる予定です。Carstayは、100台以上の仮登録を目指しており、サービス開始時には1台あたり平均15,000円でテントと車両のシェアリングを提供する考えです。
オンライン説明会も実施
今後のサービス展開について、Carstayはオンライン説明会を3回予定しています。日程は10月30日、11月4日、11月12日で、参加者は新たなカーシェアリングの利点や詳細を知ることができます。これにより、多くの人々が新しいライフスタイル「バンライフ」に触れる機会が得られるでしょう。
車を通じた豊かなライフスタイルの提供
Carstayの目的は、車を通じてアウトドアを楽しむことができる新しい形式の生活を提案することです。車両の荷台スペースを利用して、家やオフィスとしての機能を持つ「バン」を考案し、利用者が自分のライフスタイルに合わせて享受できるような形を提供しています。これにより、旅行や日常生活が一新されることを期待しています。
企業の実績と将来の展望
Carstayは、今年過去最高の売上及び予約数を記録する見込みです。普通車の利活用を促進することで、さらなる価値の創造と需要の拡大を目指しています。今回の取り組みにより、キャンプや旅行がより手軽に楽しめるようになることが期待されます。
同社は2020年からキャンピングカーのカーシェアリングをスタートし、これまでに約500台の車両が登録され、6万人以上の会員を抱えています。今後は、「動くホテル」や「動く居住空間」といった新たなサービスの展開も検討しており、「バンライフ」文化の普及に努めていくスタンスを強調しています。
Carstayの取り組みは、ただのカーシェアに留まらず、シェアリング・エコノミーの拡大にも寄与することが期待されています。この新たなサービスによって、多くの人々が新しい移動手段とライフスタイルを手に入れることができるでしょう。
詳細は公式サイトでご確認ください:
Carstay新規オーナー仮登録フォーム