福岡ライジングゼファー、奈良に完敗しシーズン序盤の苦境を迎える
2024年10月26日、りそなグループBリーグ2024-25シーズンにおいて、福岡ライジングゼファーはバンビシャス奈良との試合で81-62という結果に終わり、痛恨の敗戦を喫しました。
試合の流れと結果
試合開始早々、奈良に6-0の得点ランを許した福岡。ここで#1の中村が初得点を挙げ、その後#7の西川が3ポイントシュートを決め、チームに勢いを与えました。福岡は#8スミスと#24谷口の活躍もあり、序盤から一進一退の攻防が展開されました。
前半はチームファウルが5つを超えた奈良の隙を突いて、福岡はフリースローのチャンスを得たものの、得点には至らず、やや我慢の展開が続きました。しかし、谷口が2本目の3ポイントシュートを決めると、チームに落ち着きをもたらしました。#25のバーレルもダンクシュートなどで得点を重ね、結果として41-38、わずか3点差で前半を折り返しました。
後半が始まると、10得点と奮闘していた谷口がカウントプレーを成功させ、一時同点に持ち込みました。しかし福岡はその後の攻撃が精彩を欠き、リングに嫌われる展開が続きました。後半のタイムアウト後、オフェンスリバウンドからの得点を試みるものの、ディフェンスで存在感を発揮していた加藤を頼りつつも、一進一退の攻防が続きます。
最終クォーターでは残り8分24秒の時点で5点差に迫ったのですが、スミスがファウルアウトに。ここから試合の流れが大きく変わり、#12寒竹の3ポイントシュートやフリースローで得点を重ねるも、奈良の流れを崩すことはできませんでした。結果として19点差で敗戰を喫することに…。福岡の苦しい戦いが続きます。
コーチと選手のコメント
試合後、浜口炎HCは「奈良のディフェンスが非常に激しく、ゲームを通じてなかなか気持ちよくオフェンスができず苦労した」と振り返りました。ディフェンスの圧力が功を奏し、チームの得点が思うように伸びなかったようです。
また、選手のジャスティン・バーレルも自身のプレーに反省を示し、「目指すバスケットができていなかった。特にディフェンス面での指示を守れなかった」とコメント。明日の試合ではコーチの指示をしっかりと守り、アグレッシブにプレーすることで勝利を狙いたいと意気込んでいました。
まとめ
福岡ライジングゼファーは苦しい敗戦の中、次の試合に向けた気持ちを新たにしています。選手たちの奮闘に期待しつつ、次戦に向けどのような戦略を練っていくのか注目が集まります。選手、コーチ陣が反省を活かし、次こそは勝利を掴む姿を見せてほしいものです。
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