イスラエルの名曲『ナオミの夢』がついにデジタル配信解禁
70年代に日本でブームを巻き起こした、イスラエル出身の人気デュオ「ヘドバとダビデ」の大ヒット曲『ナオミの夢』が、2023年5月29日よりSpotifyなどでストリーミング配信を開始しました。これは、彼らが第1回東京国際歌謡音楽祭で受賞したグランプリ曲であり、長年にわたって日本の音楽シーンで愛され続けています。特に、「矢島美容室」や「チャラン・ポ・ランタン」、「クレイジーケンバンド」など、様々なアーティストによってカバーされてきた名曲が、約50年ぶりに復活する形になります。
ヘドバのコメントによれば、「『ナオミの夢』を再度日本の皆さんにお届けできることを光栄に思っています。この曲は私にとって特別で、日本での思い出や東京国際歌謡音楽祭の感謝の気持ちが込められています。皆さんがこの曲を聴いて幸せを感じてくれることを願っています。また、日本に行ける日を心待ちにしています」と語っています。
久保田祐司とのコラボレーション
今回のリリースを記念して、日本の津軽三味線奏者・久保田祐司氏とのオンラインコラボレーション動画も公開されました。この動画では『ナオミの夢』だけでなく、最近リリースされたヘドバ・アムラニの新曲『生きてこう』といった作品も織り交ぜたマッシュアップが楽しめます。
久保田氏が津軽三味線で奏でるアレンジに、ヘドバの歌が重なる様子は、日本とイスラエルの音楽が融合した新たな感動を生み出しています。久保田氏は「日本人にしか作れないダンスミュージックを世界に」との理念で、今まで多様なジャンルとのコラボレーションを重ねてきました。彼の演奏による軽快なリズムが、ヘドバのパワフルな歌声と絶妙に響き合います。
楽曲の魅力と共に、動画では二人の国を越えた心温まるコラボレーションも視覚的に楽しむことができるでしょう。
プロフィール
久保田祐司
7歳の頃に津軽三味線の音に魅了され、演奏家の道を歩むことを決意。14歳で全国大会優勝の経歴を持ち、国内外でさまざまなジャンルとのセッションを経験しています。「HANABI」というユニットを立ち上げるなど、和の魅力をダンスミュージックに融合させる活動を行っており、文化の伝承にも力を入れています。
ヘドバ・アムラニ
イスラエル出身の女性シンガーで、1960年代から愛され続けています。「ヘドバとダビデ」として一世を風靡し、その後もソロ活動を続けています。現在はロサンゼルスを拠点に活動していますが、年に数回イスラエルを訪れるなど、世界中で精力的にその歌声を響かせています。
今後も、これらのアーティストから目が離せません。『ナオミの夢』や新曲『生きてこう』のコラボレーション動画は、心に響く感動をもたらしてくれることでしょう。
▼ 『ナオミの夢』は
こちらから視聴可能。
▼ ヘドバ・アムラニの新曲『生きてこう』もぜひご覧ください。
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