#バレエ #オペラ #ロイヤル・オペラ・ハウス

英国ロイヤル・オペラ・ハウス「シネマシーズン 2015/16」

昨今、劇場での生演奏を中継で楽しむイベントが人気ですが、英国ロイヤル・オペラ・ハウスのシネマシーズンはその先駆けとも言える存在です。ロンドンのコヴェント・ガーデンで上演されるオペラやバレエの名作を、全国の映画館で気軽に楽しめる機会を提供しています。

今年は、特に人気の高い5作品の上映が決定しました。映画館の大スクリーンを通じ、まるで観客席にいるかのような臨場感を体験できるのが、このシーズンの魅力です。すべての作品には、ロイヤル・オペラ・ハウスのガイドによる舞台裏のインタビューや特別映像が追加されており、観客は背景知識を深めることもできます。

上映作品

1. ロイヤル・バレエ「ロミオ＆ジュリエット」
公開日：2015年11月7日
19世紀の名作をもとに、ケネス・マクミランの振付とプロコフィエフの音楽で演じられるこの作品には、日本人ダンサーの平野亮一が出演します。初演から50年を迎える記念すべき舞台です。

2. ロイヤル・オペラ「フィガロの結婚」
公開日：2015年12月12日
モーツァルトの名作を、デイビッド・マクヴィカーの指揮のもと、再演します。洗練された音楽と巧妙なストーリーが織りなすこのオペラは、必見です。

3. ロイヤル・バレエ「Viscera／牧神の午後／パ・ド・ドゥ／カルメン」
公開日：2016年1月23日
多様な振付を楽しめるこのプログラムでは、現代の振付家たちによる新しい解釈が魅力となっています。平野亮一も出演し、観客を驚かせることでしょう。

4. ロイヤル・バレエ「くるみ割り人形」
公開日：2016年2月6日
チャイコフスキーによるクラシックなこのバレエは、子供の頃に誰もが一度は体験したい夢の世界を描いた作品です。華やかな舞台装置と美しい踊りが観客を魅了します。

5. ロイヤル・オペラ「椿姫」
公開日：2016年3月5日
ヴェルディの悲劇的なオペラは、愛と苦悩を描く力強いストーリーを持っています。リチャード・エアーの演出により、再解釈されたこの作品は必見です。

上映情報

各作品は1日1回、特定の映画館で1週間上映される予定です。関東地区ではTOHOシネマズ日本橋やお台場シネマメディアージュなど、中部や関西地域でも多くの劇場で観覧可能です。

チケット料金

一般料金は3,600円、学生料金は2,500円とリーズナブルな設定です。この機会に、世界最高峰のオペラとバレエをスクリーンで楽しんでみてはいかがでしょうか。

映画館でのシネマシーズンが、オペラやバレエを身近に感じさせるきっかけになれば幸いです。

最新情報は公式Facebookページにて随時更新されていますので、興味がある方はぜひチェックしてください。

関連リンク

サードペディア百科事典: バレエ オペラ ロイヤル・オペラ・ハウス

Wiki3: バレエ オペラ ロイヤル・オペラ・ハウス