築古戸建投資の現実
2026-01-23 09:18:58

築古戸建投資家調査から見える市場の新たな地図と意識変化

蓄積される築古戸建投資の実態



このたび、株式会社ポルティが実施した「築古戸建投資家調査」によって、築古戸建の投資環境やそのリスク、そして投資家の意識に関する貴重なデータが明らかになりました。今回の調査は、取得価格800万円未満の築古戸建に投資を行っている300名の投資家を対象としており、その結果は大変興味深いものです。

複雑な現実と高頻度のトラブル



調査から判明した最も顕著な点は、築古戸建投資家の50.6%が「配管・水回りの故障」を経験していることです。この実態は、物件の老朽化に伴う設備の弱さを如実に示しています。続いて、41.6%がシロアリ被害を、39.0%が雨漏りの問題を抱えていることが分かりました。これらのトラブルは、収益性に直接影響を与えるため、投資家にとって大きなストレス要因となります。

さらに、購入時には耐震性や水漏れといった瑕疵に対する不安を「常に強く感じる」と答えたのは40.3%、物件によって不安があるというのは50.6%にのぼりました。合計して93.5%が不安を抱えながら運用に臨んでいるという数字が、築古戸建投資の厳しさを物語っています。

改修コストの実態



改修費用に関しては、42.9%の投資家が「物件価格の半分程度」を投じていると回答しましたが、なんと26.0%は「物件価格と同程度かそれ以上」をも投資しています。安く購入したとしても、実際にはDIYに留まらず、数々のトラブルが発生し、多額の費用がかかるケースがあることを示しています。

高い継続意向とその理由



トラブルや不安が高くても、未来に対する期待は非常に高いという点が際立ちました。調査では、80.5%の投資家が「今後も継続・拡大したい」と回答。具体的には、35.1%が「積極的に規模を拡大したい」、45.5%が「良い物件があれば続けたい」としています。

この背景には、単なる金融的利回りの期待だけでなく、「自分で改善して成果を出すことができる」感覚や「空き家を住める住宅に戻す社会的意義」が働いているようです。

未参入層が感じる障壁



一方で、現在築古戸建に投資していない層からは「手間と難しさ」が主な参入障壁として挙げられました。「リフォームやDIYの手間・コストがかかりすぎる」との声が43.0%で最も多く、次いで「雨漏りやシロアリなどのリスク管理が難しい」ということも34%に上ります。このように投資に関する知識や経験が求められるため、参入障壁が高いことを示しています。

愛さワンステップの捉え



ポルティの見解によれば、築古戸建投資は単なる資産運用ではなく、トラブル対応や改修判断を継続する「再生運用」の側面が強いとされています。これは実際の市場状況とも一致しており、トラブルへの対策をしっかりと行うことが求められます。

まとめと今後の展望



この調査を通じて、築古戸建投資は決して簡単ではない一方で、収益性や社会的意義といった要素が双方向で作用していることが浮き彫りとなりました。ポルティは、築古物件の流通を促進し、より多くの投資家にとってのチャンスを増やすことを目指しています。エコシステムの構築を通じて、空き家問題の解決にも寄与していくことでしょう。

「ポルティ空き家バンク」のようなサービスが普及することで、さらなる投資機会が広がり、それにより地域の空き家問題の解決にもつながっていく向きですね。今後の動向から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社ポルティ
住所
神奈川県川崎市多摩区長尾1-5-8-302
電話番号

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