開発者との関係構築を目指す「DevRelCon Tokyo 2018」が開催!
開発者向けマーケティングの一環である「DevRel」は、企業が自社のサービスや製品を利用してくれる開発者との強い関係を築くための重要な活動です。世界中の企業がこの取り組みに注力しており、AppleやGoogle、Facebookなどが事例として挙げられます。しかし、日本国内ではまだ導入が進んでいない状況です。そこで、名実ともに業界をリードするイベント「DevRelCon Tokyo 2018」が開催されることとなりました。このカンファレンスに参加することで、日本の開発者も最新のグローバルトレンドを学び、自社のポジショニングや今後の活動についての貴重な指針を得ることができるでしょう。
DevRelとは何か?
DevRel(Developer Relations)とは、開発者向けの関係を深化させるためのマーケティング活動のことで、広告と異なり、開発者との接点を増やすことが成功に繋がります。そのため、多くの企業がエヴァンジェリストを雇用し、ブログやソーシャルメディアを通じて情報発信を行っています。また、カンファレンスやウェビナーを通じて開発者との関係構築を図る取り組みが進められています。
最近では、DevRelがビジネスに与える影響が大きくなってきており、特にSDKやWeb APIを提供する企業にとっては不可欠な戦略となっています。日本でもクラウド関連のビジネスを行っている企業がDevRelを始めていますが、全体としてはまだ道半ばといえます。
DevRelCon Tokyo 2018の概要
「DevRelCon Tokyo 2018」は、開発者との関係構築を目的としたカンファレンスで、国内外の企業や開発者が集まります。過去にはロンドンやサンフランシスコでも開催されており、東京では2度目の開催です。
- - 日時: 2018年7月15日(日)9:00〜18:30
- - 場所: サイボウズ株式会社(東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー 27階)
- - 参加人数: 200名(約20%は海外からの参加者)
- - 参加費用: 150ドル〜
- - 主催: 株式会社MOONGIFT、DevRel Meetup in Tokyo
このカンファレンスでは、英語でのセッションが行われますが、同時通訳も用意されているため、英語があまり得意でない方でも安心して参加できます。
キーノートの魅力
キーノートスピーカーとして、SlackのImuraさんやGitHubのJoe Nashさん、元AWSのマーケティング統括を務めた小島さんが登壇予定です。さらに、IBMやLINE、Elasticなど、名だたる企業のエヴァンジェリストも参加し、最新のDevRel手法やマーケティングの視点に関する講演が行われます。
トレーニングデーで深く学ぶ
DevRelConの前日、7月14日には有償のトレーニングデーがあり、ワークショップ形式でDevRelの深い理解を得ることができます。日本語によるトレーニングも行われるため、初めての方でも安心です。
日本国内でのDevRelの重要性が高まる中、DevRelCon Tokyo 2018は開発者とのつながりを促進する貴重な機会です。ぜひ、このイベントに参加して新たなインサイトを得て、自社のマーケティング戦略を進化させていきましょう。興味のある方は、ウェブサイト(
DevRelCon Tokyo 2018)をチェックしてみてください!