ボートレース界での新たな革新
2026年2月24日、ボートレース鳴門にて新たな競技データ表示システム「BOATRACE Positioning System(BPS)」が導入され、最新技術によるボートレースの楽しみ方が一新されます。このシステムは、ボートのスピードやラップタイムをリアルタイムで表示するもので、特に女子選手たちが競う「プレミアムGⅠ第2回スピードクイーンメモリアル」で初めて活用されます。
BPSの仕組みと特長
BPSは各ボートに装着された専用の位置情報タグを用いて、周囲に設置した高精度ロケーターによってボートの動きを把握します。この技術には、世界的に評価されている位置測位システム「Quuppa」が採用されており、ボートのスピードやラップタイムを瞬時に算出。これまで目視して捉えていた競技の動きを、数値データとして提供できることで、観戦者に新たな視点をもたらします。
各データの表示内容
「プレミアムGⅠ第2回スピードクイーンメモリアル」のライブ配信では、以下のデータがリアルタイムで表示されます:
- - リアルタイムスピード:各ボートのスタート展示及びレース前後のスピードを計測し、視覚的に情報を提供。
- - スタート時スピード:スタート時点でのスピード情報を、スリット写真に重ねて表示。
- - ラップタイム:1周目と2周目の先頭艇の通過タイムを詳細に記録します。
観戦体験の向上
これまでボートレースの「速さ」や「舟足の気配」は、ファンたちや専門家の経験に委ねられていましたが、BPSを導入することでこれらを客観的に可視化。観戦者はより戦略的にレースを楽しむことができ、新しい観戦スタイルが生まれることを期待されています。将来的には、JLC(株式会社日本レジャーチャンネル)はこのシステムを基にしてさらなるデジタル体験の提供を目指し、ボートレースの質の向上に努める意向を示しています。
ライブ配信とその流れ
レース映像は、インターネットやSS放送、場内モニター、そして場外配信など多様なメディアを通じて放映されます。特に「BOATCAST」と呼ばれるボートレース公式の動画サービスでは、スピードやラップタイムを表示した全レースを無料で配信予定です。配信日は2月24日から3月1日までの間。
YouTubeでも特別配信
加えて、BPSを駆使して深堀りする特別ライブ配信も行います。2月24日から3月1日の間、指定された時間にYouTubeで視聴できるように設けられています。
Quuppaについて
「Quuppa」はフィンランドの企業が開発した位置測位システムで、人やモノのリアルタイムの位置情報を提供します。このシステムは製造業、物流、ヘルスケアなど様々な分野で導入されており、ボートレースにおいてもその特長を活かしてデータ分析などによるパフォーマンス改善が期待されています。
まとめ
ボートレースの革新が進む中、新たに導入されるBPSによるリアルタイムスピード表示は、レースの未来を大きく変える可能性を秘めています。観戦者は新しいデジタル体験を通じて、より一層レースを楽しむことができるでしょう。この新しい時代の到来に期待が高まっています。