最高出荷数を達成したALC-miniⅣ
東海電子株式会社が製造・販売するアルコール検知器『ALC-miniⅣ』が、2023年に年間5000台を超える過去最高の出荷実績を達成しました。この製品は、IC社員証カードや運転免許証を活用した先進的なアルコール検知機能を備え、2022年末から2023年にかけての半導体不足による影響を乗り越えた結果の成果です。
ALC-miniⅣの出荷実績と市場ニーズ
ALC-miniⅣは2017年9月に発売されて以来、安定した人気を誇っています。在庫不足の時期があったものの、2023年12月に施行される安全運転管理者選任事業所におけるアルコール検知器の使用義務化によって需要が急増。これにより、発売からの累計出荷台数は約1万8000台に達しました。
特に、企業向けに20万円以下で最大50人までのID管理が可能なこの製品は、中小企業や小規模事業所から高い評価を受けており、今後もさらなる需要が見込まれています。
ALC-miniⅣの特長と人気の理由
ALC-miniⅣの魅力は、そのアクセスの良さと操作の簡便さにあります。デジタルとアナログを融合したシステムを採用し、PCを使わずとも記録を保管できるため、特に小規模な運営体にとっては革新的です。日々の業務において、手間をかけずに運用できることが多くの企業に支持されています。
保守契約とその重要性
ALC-miniⅣは運送関連の法律に基づき、アルコール検知器の使用が義務付けられています。そのため、安定した運用を確保するために、保守契約の締結が推奨されています。この保守契約は約47%の加入率があり、故障やトラブルに対して事前の備えを講じている企業が多いことがわかります。ただし、昨年度は加入率が若干の減少を見せ、特にECショップからの購入者が増えていることも影響しています。
ECサイトでの販売状況
コロナ禍の影響で対面営業が制限される中、ALC-miniⅣは2021年11月から東海電子の公式ECサイト『運輸安全SHOP』で購入できるようになりました。これによって、オンライン購入が進み、すでに累計1000台を超える販売実績を見せています。顧客がECサイトを通じて直接買い物をする時代になったことも、成功の一因と言えるでしょう。
ALC-miniⅣの詳細情報
さらに詳細な情報やカタログ、動画はALC-miniⅣの特設サイトでご確認いただけます。また、その他の製品やサービスについてのお問い合わせは、東海電子の営業企画部へご連絡ください。
このように東海電子のALC-miniⅣは、アルコール検知器としての信頼性と使いやすさから、多くの事業所で活用されている時代に必要な製品です。今後のサービスや機能拡充に期待が膨らみます。