震災を語るドキュメンタリー
2020-03-24 09:34:55

松本穂香がナレーションを務める震災をテーマにしたドキュメンタリー放送決定

震災10年目に心を込めた音楽を



2020年3月28日の放送に向けて、テレビ制作会社ジェイワークスが手掛けたドキュメンタリー番組『私たちの震災10年目~あの日を伝えるアンサンブル~』が期待されています。この番組では、作曲家の八木澤教司さんが被災地を訪れ、新しい楽曲を生み出す過程を追います。ナレーションは、女優の松本穂香さんが担当。彼女の声を通じて、震災の記憶を伝え、未来にその教訓をどう生かすか考えるポイントを提供します。

八木澤教司さんの思い



八木澤教司さんは、東日本大震災の復興シンボルソングとして知られる「アスという日が」を作曲した著名な作曲家。震災から10年が経とうとしている今、彼は新たな楽曲を通じて被災地のリアルを感じ、震災の記憶が風化することを防ぎたいと強く思っています。彼は、宮城県沿岸部を訪れ、被災地の人々との対話を通じ、楽曲『南風が吹いたら』を創り上げました。その曲は、海上自衛隊横須賀音楽隊によって演奏され、希望のメロディーが多くの人の心に響くことでしょう。

歌詞に込めた願い



楽曲の歌詞は、八木澤さんの妻である武田あゆみさんが担当。彼女は、春に吹く南風が冬の寒さを和らげ、人々の心に温かさを届けてほしいという思いを込めました。この曲は、全国各地の合唱部や吹奏楽部でも演奏可能にするために制作され、多くの人に歌い継がれることでしょう。

訪問先の現場



八木澤さんは、曲作りのために訪れた大川小学校跡地や南浜つなぐ館、NPOのわたりグリーンベルトプロジェクトなど、様々な場所で被災者や支援者の話を聞き、新たなメロディーを形にしました。これらの経験から、彼は被災地の人々の思いや叫びを音楽で伝え、心の絆を深めることに取り組んでいます。

松本穂香さんの言葉



ナレーションを担当する松本穂香さんは、あの日の出来事を振り返り、知ることの重要性を強調しています。彼女は、震災の記憶を風化させず、過去との向き合いが未来のためになると信じています。その思いを伝えることが、番組の大きな目的でもあります。

放送情報



放送は、2020年3月28日から30日まで、6つの独立U局で順次行われる予定です。この番組を通じて、多くの人が震災の現実や復興への思いを思い起こし、未来に向けた行動のきっかけを得られることを願っています。ぜひ、ご家庭でご覧いただき、家族や友人とともに大切な時間を共有していただければと思います。

会社情報

会社名
ジェイワークス合同会社
住所
神奈川県横浜市旭区市沢町1067
電話番号
050-5534-9453

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