高専人会発足
2023-08-14 08:00:01

高専卒業生が結集!一般財団法人「高専人会」が新たな一歩を踏み出す

近年、高等専門学校(高専)制度はその重要性が再評価され、多くの卒業生が社会各層で活躍しています。この度、高専出身者が中心となり、一般財団法人「高専人会」が設立されました。本団体は、全国に約50万人いる高専卒業生が一堂に会し、高専の価値を向上させることを目的としています。この取り組みは、高専制度の創設60周年を迎えた2022年を機に始まりました。

高専人会は、高専卒業生同士のつながりを強化し、相互に支援し合えるネットワークの構築を目指しています。特に、同校の同窓会や各種活動との連携を通じて、卒業生が持つ知識や経験をシェアし、さらなる成長と発展へとつなげていく狙いがあります。公式ウェブサイトもすでに開設され、新たなプラットフォーム「高専アラムナイ」としての役割も果たしています。ウェブサイトでは、高専人会の理念や活動、プロジェクト情報、イベントのスケジュールなどが整理されており、参加申し込みも可能です。

また、高専人会の設立には著名な評議員や理事が名を連ねており、産業界での影響力を持つ人々が集まっています。例えば、さくらインターネットの代表取締役である田中邦裕氏や、ZOZOの元CTO・神山まるごと高専学校長の大蔵峰樹氏などが名を連ねており、これらの人物の存在は団体の信頼性を高めています。

【高専人会の活動内容】
高専人会は、具体的に以下の3つの活動を行っています。

1. イベントの開催:経験豊かな高専卒業生同士の交流を促進し、新しい価値創出を目指します。
2. 高専生支援プロジェクト:集まった寄付金を活用し、高専生が活躍できる手助けを行います。
3. 各高専人会の活動促進:全国の高専同窓会組織や高専関連組織との連携を促進し、相互に助け合う環境の整備を目指します。

高専人会の設立により、今後新たな高専人会が誕生し、独自の活動を展開することで、より多くの高専卒業生が地域や業界に貢献していくことが期待されます。高専は過去から日本のものづくりを支えてきた立役者であり、今後もその役割がさらに重要になることが予想されます。

日本全体で高専の価値を見直す中、高専人会が提供する支援とネットワークは、卒業生が活躍するための重要な後押しとなるでしょう。これにより、高専の価値を社会に深く根付かせる活動を通じて、日本の未来を担う人材の育成に寄与していくのです。高専卒業生の皆さん、ぜひこの新しいコミュニティに参加し、それぞれの経験を生かして共に成長していきましょう!

会社情報

会社名
一般財団法人高専人会
住所
東京都品川区西五反田3-11-6 サンウェスト山手ビル1F
電話番号

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