両社の統合契約を締結
2025-11-10 15:47:23

NOKとイーグル工業が共同持株会社設立に向けた統合契約を締結

NOKとイーグル工業の経営統合について



この度、NOK株式会社とイーグル工業株式会社は、共同持株会社の設立を目指す経営統合契約を締結しました。本統合は2026年10月1日の効力発生日に、両社が共同株式移転の形式で新たに設立される「NOK Group株式会社」を完全親会社化する計画です。これにより、両社の経営資源を効率的に活用し、企業価値の向上を図ることが狙いです。

統合の背景



NOKは1941年に創立し、主にゴム製オイルシールを製造・販売してきました。一方、イーグル工業は1964年に独立し、以来メカニカルシールの製造に特化した企業としての地位を確立してきました。両社は、自動車およびエレクトロニクス産業で重要な役割を果たしつつ、さらなる市場の需要に応じた新製品の開発を進めてきました。

最近の環境問題やカーボンニュートラルの取り組みは、両社にとって共通の課題であり、その解決に向けた協力が求められています。そのため、両社は経営を統合し、より強固なグループ体制を築いていくことが重要だと認識し合いました。

統合の目的



本経営統合の目的は、両社の資源を相互に利用することで、その価値を最大限に引き出すことです。現在、NOKのオイルシールとイーグル工業のメカニカルシールは、それぞれ異なる特性を持ちつつも、相互に補完し合う関係にあります。このため、本統合により新たな市場開拓や製品ラインの拡充が見込まれています。

統合によるシナジー効果



この経営統合を通じて期待される具体的なシナジー効果には以下があります:

1. 事業資源の最適化:両社の技術や顧客基盤を組み合わせることで、新たな製品開発が可能になります。
2. 効率的な運営:重複する業務を統合することで、コスト削減と収益力向上が期待されます。
3. 戦略的な経営資源配分:統合後、全体の投資戦略を見直し、最適な資源配分が可能になります。

今後の計画



現在、両社は株主総会の承認や必要な許認可の取得を準備中です。2026年には、本株式移転計画が承認され、正式に共同持株会社が設立される見込みです。

この持株会社は、東京都港区に本社を構え、多種多様な製品を展開する予定です。将来的にも両社の協力のもと、持続可能な経営を目指していくことが期待されています。

今後も両社は、業界の動向を注視しながら、より良い製品やサービスの提供に努めていくとしています。詳細な進捗があり次第、随時お知らせしていく予定です。


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会社情報

会社名
NOK株式会社
住所
東京都港区芝大門1丁目12番15号
電話番号
03-5405-6372

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