王さまのなが〜い鼻が描く夢の旅へ出よう！絵本『ながいながいおうさまのはなのはなし』

王さまの「なが〜い鼻」との冒険を楽しもう

2025年4月10日、株式会社Gakkenが新たに発表する絵本『ながいながいおうさまのはなのはなし』が、心を躍らせる冒険への扉を開く。この絵本は、世界で最も鼻の長い王さまと彼の忠実なじいやの物語を描く、楽しくてユニークなストーリーが特徴だ。

物語は、王さまの長さを測るためにじいやが旅に出ることから始まる。彼の鼻はどこまで続くのか、そしてその先には何が待っているのかと、読者の期待を高める。ストーリーは、ただの物語ではなく、想像力を刺激する細かい描き込みが施された絵によって、ページをめくるたびに新たな発見が待ち受けている。

長大な鼻の秘密

王さまの長い鼻は、まるで物語の主人公そのもの。じいやは1人分、2人分と数えながら旅を続け、4,500人分にもなろうというその鼻の行く先には、街や海、さらには砂漠を越える困難が立ちはだかる。しかし、彼はそれでも諦めず、数を数え続ける。ここでのメッセージは、どんな困難にも負けずに前に進む意志の大切さだ。

また、絵を眺めることで発見できるキャラクターたちも、本書の魅力の一つ。ページのあちこちに散りばめられたユニークな表情を持つ仲間たちを見つける楽しさは、読者をより一層物語に引き込む。

驚きの結末

物語の終盤で、読者が驚くこと間違いなしの大どんでん返しが待っています。王さまの鼻の先には、なんと隣の国のおひめさまが。じいやとともに旅をしながら「本当にこれが王さまの鼻だったのか！」と気づく瞬間は、一緒に旅をした読者も感動することでしょう。おひめさまの「鼻をつないであいさつをしていたのよ」という言葉が、この物語の魅力をさらに引き立てます。

読むたびに楽しさ倍増

この絵本は、ただ読むだけでなく、見返すことでさまざまなストーリーに気づかせてくれます。いたずら好きな作者による隠れ要素を発見する楽しみも含まれており、何度でも読み返したくなる内容が詰まっています。1冊で多くの見どころを楽しめるため、子どもたちにとっても飽きが来ない素敵な絵本となるでしょう。

しまだかほさんの魅力

作者のしまだかほさんは、すでに幼稚園や保育園で多くの作品を手がけており、その独自の視点と温かみのある色合いが高く評価されています。本作が市販としてのデビュー作となり、今後の活躍が期待されます。ユニークなイラストが、子どもたちに夢と希望を与えることでしょう。

この絵本は、王さまの鼻とともに、楽しい旅に出かけるきっかけとなる一冊です。ぜひ手に取り、物語の世界に浸ってください。