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伸芽会、新社長に中西克弥氏が就任―67年の伝統と革新を融合した未来戦略

日本の幼児教育業界を牽引する伸芽会が、新たな代表取締役社長として中西克弥氏を迎えました。中西氏は、公立小学校教員を経て株式会社リソー教育に入社。個別指導塾TOMASで教室長やブロック長を歴任するなど、教育現場での豊富な経験を積んできました。2012年には伸芽会に入社し、「伸芽’Sクラブ」の立ち上げにも携わり、長年に渡り幼児教育に貢献しています。

今回の社長就任にあたり、中西氏は「温故知新」をキーワードに、67年の歴史と伝統を継承しつつ、時代の変化に対応した革新的な取り組みを推進していくことを表明しました。具体的には、顧客開拓の強化に加え、首都圏中心だった事業領域を拡大するため、セカンドブランドの開発にも意欲を示しています。

中西氏の経歴とビジョン

中西氏は1959年生まれ。大学卒業後、教員として教育界に足を踏み入れました。1998年に株式会社リソー教育に入社後は、営業部門や個別指導塾TOMASの教務現場を経験。その後、TOMAS川崎校の教室長、神奈川ブロック長を経て、2012年に伸芽会へ転籍。伸芽会では「伸芽’Sクラブ」の立ち上げ・運営に尽力し、取締役託児局局長、常務取締役、専務取締役を歴任し、2023年3月に代表取締役社長に就任しました。

中西氏のビジョンは、伸芽会とTOMASの強みを融合させ、質の高い幼児教育サービスを提供することです。伸芽会の教育理念とTOMASのホスピタリティ精神を掛け合わせることで、より多くの子供たちと保護者にとって魅力的な学習環境を創造することを目指しています。

伸芽会の歴史と事業内容

1956年創業の伸芽会は、発達心理学に基づいた独自の幼児教育で知られています。幼稚園・小学校受験向けの幼児教室「伸芽会」と、受験対応型の託児・学童施設「伸芽’Sクラブ」を運営し、幼児期における人格形成と創造性の育成に力を入れています。現在、首都圏を中心に24教室の幼児教室と、8教室の託児施設、21校舎の学童保育施設を展開しています。

今後の展望

中西新社長のもと、伸芽会はさらなる成長を目指します。首都圏以外への事業拡大やセカンドブランドの開発など、積極的な経営戦略によって、幼児教育業界における地位を確固たるものにすることが期待されます。中西氏のリーダーシップと、伸芽会の伝統と革新が融合することで、日本の幼児教育の未来に大きな影響を与える可能性を秘めていると言えるでしょう。

伸芽会の詳細

所在地：東京都豊島区目白3-4-11 ヒューリック目白5F
代表者：代表取締役社長 中西克弥
事業内容：幼稚園・小学校受験対策幼児教室、受験対応型託児・学童施設運営
URL:https://www.group.shingakai.co.jp/

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