大阪国際工科専門職大学(IPUT OSAKA)は、2021年4月に開学した関西で唯一の「情報系」専門職大学です。AI・IoT・ロボット、ゲーム・CGといった分野で、これからの時代に求められる高度なデジタル人材・DX人材を育成しています。
この大学では、学生プロジェクトチームが「関西初、大学生による高校生のためのAIチャットボット【Chat-IPUT】」を開発しました。このチャットボットは、高校生の大学選びをサポートするために、在学生役のAIが、大学に関する質問に自動で答えます。
チャットボットは、情報工学科とデジタルエンタテインメント学科の学生有志が、約半年間かけて開発しました。入学前はデジタル知識・技術がゼロだった学生たちが、大学での学びを活かして、生成AIを活用したシステム開発からデータセット、ユーザーインターフェース設計、チャットボット画面のデザインまで、全てを手掛けました。
このチャットボットの目的は、高校生の情報収集をサポートすることです。学生たちは、自分たちが大学入学前に知りたかった情報を、高校生に伝えるために、オリジナルのチャットボットを開発しました。利用者は、先輩である在学生に気軽に質問や相談ができるように、回答にも工夫を凝らしています。
さらに、このプロジェクトは、学生たちのICTスキル向上にも役立ちます。チーム開発スキル、Webサイト制作スキル、自然言語処理モデル構築スキルなど、実践的なスキルを習得できます。
7月13日(土)のオープンキャンパスでは、AIチャットボットの体験コーナーが設けられます。プロジェクトメンバーの学生が開発秘話や使い方などをプレゼンし、参加者は実際にチャットボットを体験できます。
大阪国際工科専門職大学は、最先端のソフト・ハードを導入した校舎を構え、元東京大学総長の吉川弘之学長、大阪大学特任教授の浅田稔副学長をはじめ、業界トップ企業出身の実務家教員が揃っています。実践的な教育を通じて、グローバルに活躍できる人材を育成しています。
大学選びに迷っている高校生は、ぜひオープンキャンパスに参加して、AIチャットボットを体験してみてください。