ワシントン州が日本へ
2020-12-18 09:00:02

ワシントン州農業省が日本に事務所を開設、食品輸出促進へ

ワシントン州農業省、日本事務所の開設



2020年11月1日、アメリカのワシントン州農業省(WSDA)は、日本市場に向けた代表事務所を新たに開設しました。運営は東京都新宿区に本社を置く観光マーケティング会社、アビアレップス株式会社に委託され、このパートナーシップを通じて、日本における貿易需要の喚起を目的とした様々な活動が脚光を浴びています。

事務所の役割と目的


新しい日本事務所の設立目的は、ワシントン州の食品や飲料産業のプロモーション、広報マーケティング活動の展開です。具体的には、ウェビナやワークショップを通じた情報提供やビジネスの機会創出を目指しています。これにより、ワシントン州からの食品輸出を拡大し、地域の農業経済を活性化させることが期待されています。

ワシントン州農業省のインターナショナルマーケティングプログラムマネージャー、ライアン・ペリー氏は、「日本はワシントン州にとって最も重要な貿易相手国の一つで、特に食品と農産物の輸出で第二位を占めています。この提携を通じて、業界との密接な連携を図り、デジタルマーケティングを駆使することで、ワシントン州の製品認知度を高めることができる」と述べています。

アビアレップスの役割


アビアレップス株式会社は1994年に創業され、現在は48カ国以上に展開するグローバルマーケティング企業として知られています。観光マーケティング分野だけでなく、貿易プロモーション業務にも力を入れており、クライアントには90以上の航空会社と観光関連団体があります。

同社のジェネラルマネージャー、アシュリー・ハーヴィー氏は、「私たちはワシントン州の革新的な農業部門の代表となることを誇りに思っています。ワシントン州の農生産物は高品質であり、日本市場において大きな可能性を秘めています」と強調しました。

農業の重要性


ワシントン州農業省(WSDA)は、100年以上にわたり、地域の農業者をサポートするサービスを提供してきました。消費者や公衆衛生、さらには環境を意識した規制やアドボカシーによって、ワシントン州の農業を持続させ、活性化する取り組みを行っています。

新しい日本事務所の設立は、ワシントン州と日本との貿易関係を強化し、食品や農産物の交換を促進する重要な一歩です。アビアレップスとの協力によって、より多くの日本の消費者にワシントン州の農産物が届くことが期待されます。

このような取り組みが、今後の両国の関係を深め、経済成長に寄与することを願っています。

会社情報

会社名
ワシントン州農業省
住所
1111 Washington ST SE Olympia, WANatural Resources Building
電話番号

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