2024年8月27日、東京で行われた日本マイクロソフト主催の「Columbus DAY」に、株式会社ヘッドウォータースのモビリティ生成AIエキスパートの森岡が登壇しました。このイベントでは、交通・物流市場における生成AIの活用方法について特集が組まれ、特に西日本旅客鉄道株式会社向けの生成AI「Copilot for 駅員」に関する開発支援の取り組みが紹介されました。
ヘッドウォータースは、2016年から日本マイクロソフトとパートナーシップを締結し、その後、MicrosoftのAIサービスを活用した多様なプロジェクトに取り組んでいます。現在までに、画像解析、音声認識、機械学習、エッジAI開発など、AI技術の様々な領域でスキルを高めてきました。その中でも特に注目を浴びているのが、2023年からの生成AIの導入です。これにより、豊富なプロジェクトの実績を蓄え、AI活用支援サービスを強化しています。
具体的には、ヘッドウォータースは生成AI基盤「SyncLect Generative AI」を構築し、Azure OpenAI ServiceやMicrosoft Fabricとの連携を実現。これにより、LLM(大規模言語モデル)やRAG(Retrieval Augmented Generation)システムの開発が進み、マルチモーダルAI Mobile App Copilotもスタートしました。特に、これらの取り組みはMicrosoft AzureのAI/App/DB/Securityに関連するプロジェクトの一環として、業界内で高く評価されています。
実績としては、伊藤忠商事や西日本旅客鉄道、株式会社ローソンなど大手企業とのプロジェクトが多岐にわたります。その受賞歴も豊富で、2024年には「AIイノベーションパートナーオブザイヤーアワード」を獲得しました。また、上位パートナーの資格「Microsoft AzureのAIおよびMachine Learning」Specializationも取得しており、AI領域でのリーダーシップを確立しています。
森岡は、今回のイベントにおいて、「Copilot for 駅員」プロジェクトにおける具体的な事例を挙げ、生成AIがどのように業務の効率化と利用者のサポートに寄与しているのかについて詳細に説明しました。このアプローチは、今後の交通・物流業界における新たなビジネスモデルの提案として、大きな期待を集めています。
株式会社ヘッドウォータースは、今後も生成AI技術を活かした新しいサービスを展開し、さらなるパートナーシップの深化を目指すことでしょう。これにより、企業の業務改善と業界全体の進化に寄与できると確信しています。