新築戸建の価格上昇
2025-06-25 13:23:15

首都圏の新築戸建て価格、9か月連続で上昇し最高額を更新中

2025年5月の首都圏新築戸建価格の動向



不動産情報サービスを展開するアットホーム株式会社の調査によると、2025年5月の首都圏における新築戸建の平均価格は4,792万円となり、前月比で0.4%の増加を記録しました。これにより、首都圏の新築戸建価格は4ヶ月連続で上昇し、前年同月比では5.3%の増加と9ヶ月間の連続上昇を達成しました。

首都圏に含まれる8つのエリア全てが、前年同月を上回る価格を示しており、特に東京都下や神奈川県(横浜市・川崎市)、さらに埼玉県や千葉県(西部エリア)では2017年1月以来の最高価格を更新しています。

対象エリアとデータの概要



この調査の対象エリアは、東京都の23区および都下、神奈川県の横浜市や川崎市、埼玉県、そして千葉県の西部地域に関わっています。データは、不動産情報サイトで消費者向けに登録された新築戸建の所有権物件から得られ、重複物件はユニーク化されています。

調査で得られた「1戸あたりの平均登録価格(売り希望価格)」がここでの「価格」として表記されています。

エリア別の動向



全体として首都圏の平均価格は、前月比、前年同月比ともに上昇傾向を見せています。エリア別に見ると、東京23区では前月比で若干の下落を見せているものの、他の7エリアでは3ヶ月以上連続しての上昇を維持し、前年同月比では全8エリアで前年同月を上回る結果が続いています。これらの地域は、特に新築住宅の需要が高まり、供給不足が価格を押し上げていると考えられます。

最新のデータによると、特に東京都下や神奈川県の主要都市である横浜市・川崎市、埼玉県及び千葉県の関連エリアが、価格の伸びに寄与している状況が示されています。これにより、今年度は新築戸建市場が活性化の兆しを見せています。

今後の市場展望



不動産市場におけるこの価格上昇は、消費者の購買意欲の高まりや、投資家からの関心の増加が背景にあると考えられます。特に首都圏内の新たに土地を購入し、住宅を建設する機会が増える中、住宅の人気が更に高まることが見込まれます。これによって、今後も新築戸建ての価格が持続的に上昇する可能性もあると言われています。アットホームが提供する最新情報やデータは、今後の市場判断に不可欠な要素となるでしょう。

参考情報



詳細なデータについては、アットホームの公式サイトからPDFをダウンロードし、追加の情報や詳細な分析をご確認いただけます。リンクはこちら


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会社情報

会社名
アットホーム株式会社
住所
東京都大田区西六郷4-34-12
電話番号

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