ボーダレスアカデミーから新しいコミュニティBAEOが誕生
ボーダレス・ジャパンが運営する社会起業のためのスクール、ボーダレスアカデミーが新たに設立したコミュニティ「BAEO-Borderless Academy Entrepreneur's Organization-」が、社会起業家のさらなる成長を目的とした取り組みを始めました。卒業生の3分の1が社会起業家として活躍する中、彼らの次なるステージを支えるための実践的なプログラムを用意し、経営者としてのスキルを高める環境を提供します。
BAEOの背景と目的
ボーダレスアカデミーは、2018年から「社会的なチャレンジャーを生み出す」ことをミッションに、全国で多くのソーシャルビジネスを展開してきました。これまでに110名以上の卒業生が社会起業家として活動を開始し、数多くの社会課題解決に取り組んでいます。しかし、起業後に直面する課題や困難についての相談先が少ないという声に応え、BAEOが設立されました。このコミュニティは、具体的な課題解決や経営スキル向上を目指し、卒業生同士が互いに支え合う場所となります。
BAEOのプログラムと内容
BAEOでは、以下の主なプログラムが展開されます:
1.
経営リテラシー道場(月2回)
起業家としての成長を促進するため、経理理論や実践知を含む経営リテラシーの向上を目指します。
2.
グループメンタリング(月1回)
社会課題解決を目指す起業家同士がグループを形成し、課題の共有やメンタリングを行います。
3.
マンスリーフォーラム(月1回)
第一線で活躍する起業家や専門家を招待し、講義や交流の場を提供します。
4.
インサイドトーク(不定期開催)
経営者同士の少人数トークセッションを通じて、悩みや迷いを気軽に共有できる場を設けます。
初回マンスリーフォーラム
BAEOの初回マンスリーフォーラムは、2024年10月17日にオンラインで行われ、金融の地産地消をテーマにした講演が予定されています。ベンチャーファンドβ Venture Capitalの渡辺麗斗氏を招き、社会起業のファイナンス戦略についての話を伺い、参加者同士で交流を深める機会も設けられています。
コミュニティマネージャーのコメント
BAEOのコミュニティマネージャーを務める中島幸志氏は、「社会への想いをビジネスの力に変えていくためには、共通の思いを持った仲間の存在が不可欠である」と述べ、参加者同士が刺激し合いながら成長していくことの重要性を強調しました。
参加方法
このBAEOコミュニティに参加できるのは、ボーダレスアカデミーの3ヶ月間の起業伴走プログラムを修了した卒業生に限られています。興味のある方は公式ウェブサイトを通じて申し込みが可能です。社会課題解決に向けた起業家精神を共有し、共に成長する舞台を提供するBAEOの取り組みに、ぜひご注目ください。
まとめ
ボーダレスアカデミーのBAEOは、社会起業家としての経験を持つ卒業生が経営者として成長していくための実践的な場とネットワークを提供します。起業の描く未来を支え合う新しいコミュニティの誕生が、さらなる社会課題解決の波を生むことを期待しています。