2025年1月に配信が始まった三井住友銀行のスマホ専用口座「Olive(オリーブ)」のWEB-CM「通帳の人」が、第62回ギャラクシー賞CM部門で見事に大賞を受賞しました。この授賞式は、日本の放送文化の質向上を目指す放送批評懇談会が主催するもので、優秀な番組やCMを表彰することが目的です。
今回のCMには、お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏さんが出演しています。津田さんは、毎朝の通帳記帳を欠かさない通帳愛好者として描かれ、親族の説得によってOliveの利用を促されるというユーモラスなストーリーが展開します。このCMは、津田さんの唯一無二の演技力によって多くの話題を呼び、SNSやメディアでも大きな反響を得ました。
三井住友銀行の執行役員である伊藤亮佑氏も、CMがOliveの魅力を広めるために紙の通帳への愛を語る「通帳の人」と、その利用を勧める親族を描いたことが功を奏したと述べています。特に、津田さんの演技は評価されており、多様な視点からOliveへの関心を高める役割を果たしています。
「Olive」は2023年3月より提供を開始した革新的な金融サービスで、銀行口座、カード決済、ファイナンス、オンライン証券、オンライン保険などの機能がアプリでシームレスに連携されています。利用者は一つのアプリで複数のサービスへのアクセスが可能で、日常的な資産管理や決済を容易に行うことができる仕組みとなっています。また、フレキシブルペイ機能により、キャッシュカード、クレジットカード、デビットカードといった複数の決済機能を一枚のカードで使い分けることができます。
CMは、視聴者にとって親しみやすく、Oliveサービスへの理解を助ける内容となっており、今後も多くの人々にその利便性を伝えていく計画があると伊藤氏は語っています。
CM概要は、60秒と30秒バージョンの他に、15秒のショートクリップが用意されており、各CMのリンクも公開されています。視聴者からのフィードバックも期待されており、Oliveに対する興味がさらに広がることを目指しています。
このように、ダイアン・津田さんを起用した「通帳の人」篇は、商業広告の枠を超えたコミュニケーションを生み出し、Oliveのより良い未来に向けた一歩となることが期待されています。