出荷業務向け印刷ソリューション「OPS」のご紹介
物流業界においては、出荷業務の効率化がますます重要となっています。そんな中、新たに株式会社エフ・ビー・エスが提供を開始した「出荷現場印刷支援システム:OPS」は、出荷業務を円滑に行うための強力なツールとなるでしょう。本記事では、OPSの基本機能や特徴、活用シーンについて詳しく解説いたします。
OPSとは?
OPSは、基幹システムの情報を受け取り、帳票データベース(DB)に格納します。その後、各拠点にインストールされたOPSアプリから、帳票データDBへのアクセスを行い、必要な伝票を現場で直接印刷することが可能になります。これにより、基幹システムのサーバへの負荷を軽減し、スムーズな印刷処理を実現します。
様々な活用シーン
OPSはさまざまな用途に対応可能です。具体的には、以下のようなシーンでの利用が見込まれています:
- - クラウド基幹システムの印刷ソリューション:クラウドで管理している基幹データから必要な伝票を簡単に印刷できます。
- - 客先指定の伝票・納品書の印刷:顧客の要望に応じた伝票印刷が可能です。
- - 出荷業務委託での伝票・ラベル印刷:外部での業務においても迅速に印刷対応が可能です。
- - 出荷拠点での指示書発行:出荷指示書を即座に発行し、業務の効率化を図ります。
OPSの主な特徴
OPSの強みは、その柔軟性と使いやすさにあります。具体的な特徴は以下の通りです:
幅広い伝票対応
出荷指示書やピッキングリスト、納品書、出荷ラベル、送り状など、多様な伝票に対応しています。これにより、さまざまな出荷業務を一元管理することができます。
一つのデータからの複数伝票出力
OPSでは、伝票の種類ごとにデータを準備する必要がありません。一つのデータから相手先ごとに必要な情報を抽出して印刷できます。これにより、業務の迅速化が実現します。
直接印刷が可能
OPSはWindowsアプリケーションとして設計されており、アプリから直接印刷が行えます。クラウドシステムを介する必要がなく、ダウンロード等の手間を省けるため、迅速な対応が可能です。
印刷管理機能
OPSは印刷済と未印刷の伝票を管理できるため、重複印刷の防止や効率的な印刷管理が実現します。探していた伝票をすぐに見つけ出すことができるので、業務の効率も向上します。
印刷管理用ソフトウェアの機能
OPSの印刷管理用ソフトウェアは、以下の主要機能を備えています:
- - 伝票検索:伝票番号や得意先名、日付など、さまざまな条件で伝票を検索することができます。
- - 印刷済/未印刷の表示:印刷を終えた伝票は一覧から消え、重複印刷のミスを防ぎます。
- - プリンタ設定:複数のプリンタ設定が可能で、PDFファイルへの出力も対応しています。
- - 印刷一覧機能:選択した伝票を一括で印刷が可能な機能を実装しています。
伝票デザインの自由度
OPSでは、伝票の書式をExcelもしくはxReportで作成することができます。これにより、プログラミングの負担を軽減し、帳票開発のコストを低減させることができます。また、データベースから出力できない情報も伝票に組み込むことが可能です。
動作環境
OPSにはスタンドアロン版とクライアント&サーバ版があり、両方の環境に合わせた設定が可能です。スタンドアロン版はWindows 7から10までのOSで動作し、クライアント&サーバ版もMicrosoft SQL ServerやORACLEで幅広く対応しています。
価格について
OPSの価格は、スタンドアロン版が20万円(1ライセンス)からと、導入の手軽さも魅力の一つです。
株式会社エフ・ビー・エスについて
1985年に設立された株式会社エフ・ビー・エスは、独自のパッケージソフトウェアの開発・販売を行っており、貿易業務管理システムの「PORTNeT」を主要製品としています。また、帳票作成ツールであるxDBも多くの顧客に支持されています。
お問い合わせ先
株式会社エフ・ビー・エスの詳細やご質問は、以下の連絡先までご連絡ください:
OPSの機能の充実は、出荷業務の効率化に大きく貢献することが期待されています。業務の現場での活用に向けて、前向きに検討してみる価値があります。