昭和の給食カレーがもたらす子ども支援の輪
近年、食事に困っている子どもたちへの支援活動が注目を浴びています。その中で、NPO法人「Kids Future Passport」(KFP)と株式会社ブルーコネクトが新たに手を組み、昭和の給食を再現したレトルトカレーを通じて、子どもへの食支援を行うプロジェクトを立ち上げました。この取り組みは、2025年11月15日(土)から始まるクラウドファンディングを通じて実現します。
KFPの取り組み
KFPは「こどもごちめし」という活動を通じて、地域の飲食店を活用し、困っている子どもたちに温かい食事を届けることを目的としています。子どもたちが安心して食事を摂れる場所を提供し、地域の未来を育てています。この理念に賛同したブルーコネクトが、共に支援の輪を広げることを決意しました。
ブルーコネクトは、様々なプロスポーツイベントや地域行事で展開されるキッチンカーを通じて、カレーの魅力を広め、食の未来を創造することを目指しています。特に給食がない日や家庭の事情で困っている子どもたちの存在を知り、KFPの「こどもごちめし」に共感し、新たな支援の形を考え出しました。
昭和の給食カレーの魅力
今回販売されるレトルトカレーは、昭和の学校給食のレシピを再現したもので、懐かしい味わいが特徴です。具材には国産のじゃがいも、にんじん、そして玉ねぎを大きめにカットし、素材本来の風味や食感を楽しむことができます。また、安全性にも配慮し、着色料や保存料は一切使われていないため、小さなお子さんでも安心して食べることができます。
商品情報
- - 内容量: 180g
- - 販売価格: 550円(税抜)
このレトルトカレーの売上の5%は、「こどもごちめし」に寄付され、地域の飲食店との連携を通じて、特に経済的に困難な家庭の子どもたちに温かい食事を届けるために使われます。寄付金は、子どもたちの栄養を確保するために直接的に食事の提供に活用され、支援が届く子どもたちの成長を支える重要な資金となります。
「こどもごちめし」の背景
「こどもごちめし」は、2023年7月にスタートした、困窮と向き合う子どもたちのための食事提供活動です。子ども食堂の運営は多くがボランティアに頼らざるを得ない現状であり、持続的な活動が難しいという課題に直面しています。そこでKFPは、ITデジタル技術を活用した子ども食堂の運営改革を進め、地域全体で子どもたちを支える新しい仕組みを築こうとしています。
このように、KFPは子どもたちに栄養満点の食事を提供しながら、その身体的・精神的な幸せを支えています。
まとめ
NPO法人 Kids Future Passportとブルーコネクトの協力によって、昭和の給食カレーが子どもたちの支援に寄与するという新しい試みが始まります。クラウドファンディングから購入することで、あなたも子どもたちの未来を切り開くための一助を担うことができるのです。今後の展開にぜひ注目してみてください。
お問い合わせ先
- - NPO法人 Kids Future Passport
- - 所在地: 福岡県福岡市博多区千代1-20-31福岡県千代合同庁舎6階 オフィス4
- - 設立日: 2023年6月2日
- - 代表理事: 中本真理子
- - ホームページ: Kids Future Passport