千葉県船橋市を拠点に活動する認定NPO法人JASH(ジャッシュ)日本性の健康協会は、今年もLGBTQやジェンダーをテーマにしたブックフェアを、8月に船橋市西図書館、10月に東図書館にて開催いたします。
昨年に引き続き、学生ボランティアが企画から選書、POP作りや展示準備までをすべて手掛ける、手作り感満載のイベントです。学生たちは、LGBTQについて学びを深めながら、自分たちの考えを社会に発信する貴重な機会を得ています。
ブックフェアの実施に向け、本の購入や活動資金を集めるクラウドファンディングを8月5日まで実施しています。
学生ボランティアが語る「性のwell-being」
JASHは、性のwell-beingの実現を目指し、学生たちと協働して、性の多様性に関する理解を深める活動を行っています。昨年の学生ボランティア交流会では、300人近くの中高大生のほとんどがLGBTQという言葉を知っていると回答しました。
JASH代表理事は、「学生たちと共に、性の話を安全安心にできる人、そしてともに話す機会を経験し、情報や知識を得ていくことは、JASHの考える『性について話せる人×場所(機会)×知識(情報)=性のwell-beingの基礎』であり、学生との協働で生まれる発信はダイバーシティ教育の推進にとっても大きな波になると感じています。」と語っています。
学生ボランティアの熱意が詰まったブックフェア
昨年、学生ボランティアが手作りしたブックフェアは、多くの反響を呼びました。学生たちが選んだLGBTQやジェンダーに関する本は、1か月間展示され、多くの市民に手に取られました。
参加した学生からは、「性の健康について周りの人ともっと話してみたい、考えを深めてみたい。」「本の紹介をしたり、たくさんの人が紹介した本を読んでくれたりして嬉しかった。」「ボランティア活動を通して、本を選んだり、人と話すことで自分について考えることができた。」といった声が聞かれ、ブックフェアを作り上げていく過程に学びがあったことが伺えました。
クラウドファンディングで学生ボランティアを応援!
今年のブックフェアも、学生ボランティアの熱意と創造力で、より多くの市民にLGBTQやジェンダーについて考え、理解を深める機会を提供したいと考えています。
クラウドファンディングでは、ブックフェアの図書コーナーの資材・文房具の購入や学生たちの本の購入費に充てさせていただきます。
皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。