People TreesとSEIKO IDEASが連携し日越間の人事支援を強化へ

人事支援の新たな可能性

2023年、People Trees合同会社がベトナムのSEIKO IDEAS株式会社との新たな協業を発表しました。この提携により、両社は日本とベトナムの企業間での人事支援を強化し、さらなる成長を目指しています。

企業背景

People Trees合同会社は2019年に設立され、大阪市北区を拠点に日本企業の人事制度設計や組織開発を手掛けています。一方、SEIKO IDEAS株式会社は2006年に設立されたベトナムの企業で、人材開発やコンサルティングを通じて日系企業の成長を支援してきました。両社の専門性を結集することで、日越両国の企業が直面する人事課題に対する実践的な解決策を提供します。

協業の狙い

今回の提携により、People Treesはベトナムに拠点を置く日本企業に対し、ベトナム語での研修や人材開発支援を実施します。また、日本国内のベトナム人社員への支援も強化し、日越間の人的交流を一層促進していきます。両社は、「人と組織をつなぎ、活力を引き出す」という共通のミッションの下、現地需要に即した研修プログラムを提供することを目指しています。

具体的な取り組み

協業のポイントとして、ベトナムの日系企業向けに多様な研修やワークショップを提供します。内容はリーダーシップ開発やコミュニケーション力強化など、多岐にわたります。また、日本国内でのベトナム人材への研修やコミュニケーション支援にも力を入れ、文化的背景や言語に配慮したプログラム設計を行います。

経営陣の声

People TreesのCo-CEOである東野敦氏と中谷真紀子氏は、協業の意義について「この提携により、持続的な成長を支えるためのリーダー層や現地社員の育成が実現できる」と話しています。彼らは日本企業の多様なチームを活性化するニーズに応えるため、両社の知見と経験を活かしていく考えです。また、SEIKO IDEASの代表であるファンティヴァンゴック氏も、「日本企業の成長に貢献できることを非常に嬉しく思っている」とコメントしています。