中国ベビー玩具市場
2019-04-12 15:13:25
中国市場に新たな風!「くまのがっこう」が挑むベビー玩具業界の可能性
絵本「くまのがっこう」が中国市場に進出
絵本「くまのがっこう」の人気キャラクターを活用し、新たにブランド『the bear’s school baby』が誕生しました。このブランドは、中国のベビー玩具市場に本格的に参入するための大きな一歩です。日本の伝統的なキャラクターを用いた商品展開は、消費者に高い関心を集めることでしょう。
中国のベビー玩具市場の現状
中国は、2016年に「一人っ子政策」が全面的に解除され、出生率が急速に増加しています。それに伴い、マタニティベビー市場は42.8兆円もの巨大市場と見なされており、この市場には多くのビジネスチャンスが存在します。ただし、製造費用の高騰や海賊版商品が横行する中、他国企業が簡単には参入できない現実があります。
バンダイと広州夢創のタッグ
今回、バンダイが提供する「くまのがっこう」と、2018年に設立された広州夢創との連携によって、日本製の安全で高品質なベビー玩具を中国市場に届ける準備が進んでいます。このパートナーシップにより、現地のニーズを把握し、効率的に商品開発に取り組むことが可能となります。特に、製造から販売までを一貫して行うことでコスト削減が実現し、競争力のある商品を提供できるのです。
目指すは安心・安全な正規品の浸透
中国市場における課題の一つは、根深い海賊版問題です。バンダイは、正規の商品としての地位を確立することで、中国市場における消費者の意識を高めていきたいと考えています。正規品を選ぶ文化を育成し、赤ちゃんやそのお母さんが安心して楽しめる玩具を提供することを目指しています。これにより、知的財産に対する倫理感の向上にも寄与していく所存です。
「the bear’s school baby」の魅力
この新ブランドのラインナップは、0歳から3歳までの赤ちゃんが楽しめる多彩な商品を揃えています。具体的には、音楽で赤ちゃんをあやす「おやすみジャッキー」や、初めてのラトルとして利用できる「ジャッキーの初めてラトル」など、機能性と安全性を兼ね備えたアイテムが用意されています。
発売へ向けた取り組み
『the bear’s school baby』は、2019年3月からの発売を予定しており、主要な百貨店や玩具コーナー、オンラインショッピングサイトなどで購入可能です。これにより、広範な顧客層にアプローチし、ブランドの認知度を高めることが期待されます。
結論
「くまのがっこう」を基にした『the bear’s school baby』は、中国という新しい市場での展開を通じて、日本が誇る高いクオリティのベビー玩具を提供し、消費者の信頼を勝ち取る試みです。今後の展開が楽しみでしょう。
会社情報
- 会社名
-
Wing Fat International Creative Limited
- 住所
- 5-13 Shanmei St , Fotan , Shatin, N.T. , HongKong652-654 , 6F , SuiFai FTY Estate
- 電話番号
-
852-2688-0767