『笠原将弘のまた食べたくなるおそうざい』の魅力
2025年8月28日、和食の名店『賛否両論』の店主、笠原将弘氏の新刊『笠原将弘のまた食べたくなるおそうざい』が全国の書店で発売されました。この本は、家で気軽に作れる和食のおかず「おそうざい」をテーマにしており、日本の家庭の食卓に彩りを与える58品のレシピを紹介しています。
この書籍は、料理を楽しむ人々に向けた特別なメッセージが込められています。著者の笠原氏は、家庭で作られるおかずこそが「最高にかっこよくてぜいたくな生活スタイル」と語っており、日々の食事を楽しむことの重要性を強調しています。また、著者は“おそうざいおじさん”としても知られ、多くの人に親しまれています。
表紙で紹介される美味しいレシピ
表紙に登場するのは、「手羽先の名古屋風甘辛だれ」。名古屋に店舗も構える笠原氏が厳選したこのレシピは、子どもから大人まで楽しめる味で、実際に試作を重ねて完成させた一品です。この料理を作るには、以下の材料と手順を参考にしてください。
材料
【A】
- - 酒…大さじ1
- - しょうゆ…大さじ2
- - みりん…大さじ2
- - 酢…大さじ1
- - はちみつ…大さじ1
- - しょうが(すりおろし)…小さじ1/2
- - にんにく(すりおろし)…小さじ1/2
【B】
- - 砂糖…小さじ1
- - 塩…小さじ1/2
- - 片栗粉、揚げ油…適量
- - いり白ごま…適量
- - 白こしょう…少々
作り方
1. 鍋にAの材料を入れ、弱火でとろみが出るまで煮詰めて冷まします。
2. 手羽先を酒でもみ洗いし、水気をふき取ります。Bの材料をもみ込み、10分置いてから片栗粉をまぶします。
3. 油を170℃に熱し、手羽先を入れて4~5分揚げます。一度取り出して4分ほど休ませ、その後もう一度4分揚げます。
4. 揚げた手羽先に、冷やしておいたAのたれを塗り、ごまやこしょうを振りかけて完成!
この他にも、本書では「かぼちゃの土佐煮」や「チャーシュー」、さらには「牛丼」ではなく「牛皿」といった、懐かしい味わいの料理が紹介されています。
家庭で新米を楽しむために
新米の季節も近づいてきました。自宅で作ったおそうざいを添えて、新米を楽しむことができる本書は、毎日の食卓をより豊かにする道具となるでしょう。笠原氏は、家庭料理の大切さを訴え、誰でも手軽に作れるように工夫されたレシピを提供しています。
笠原将弘のプロフィール
笠原将弘氏は、東京・恵比寿にある日本料理店『賛否両論』の店主です。彼は、業界で20年以上の経験を持ち、優れた料理センスと確かな技術により、日本各地で注目を集めています。その活動はテレビやイベントでも広く知られ、特にYouTubeでは113万人を超える登録者を持つ人気の顔となっています。また、彼の本は160万部以上の発行を誇り、多くの家庭に料理の楽しさを届けています。
本書は、家族や友人とともに楽しむ“おそうざい”の魅力を再発見する絶好の機会となるでしょう。ぜひ手に取って、家庭で本格的な和食を楽しんでみてはいかがでしょうか?