対馬の新宿泊施設
2024-04-08 07:36:43

対馬の魅力が詰まった新しい宿泊施設「hotel jin」が誕生!

日本の国境の島、対馬に新しい宿泊施設「hotel jin」が2024年4月13日、対馬市政20周年を記念してオープンします。本ホテルは、ABUNZE株式会社が展開するデザイナーズホテルで、すでに3月27日から営業を開始しています。特に注目されるのは、建築デザインにスキーマ建築計画の長坂常氏を迎え、トレンド感あふれる洗練された空間が実現されている点です。

対馬の歴史と魅力



対馬は、日本と朝鮮半島の接点としての歴史が豊富で、かつては様々な文化が交流する場として発展しました。中でも、朝鮮半島との貿易は古くから続き、文化財も数多く現存しており、島内には金田城跡や多くの仏像、書物などが見受けられます。この島には、江戸時代の外交窓口として築かれた宗家対馬藩の城下町があり、武家屋敷や石垣塀が歴史を感じさせるスポットとして観光客を魅了しています。

万松院という寺院は、宗家対馬藩の菩提寺で、1615年に創建されました。現在の本堂は1789年に建造されており、歴史ある建物や圧巻の墓所が荘厳な雰囲気を醸し出しています。対馬の自然も見逃せません。地元のキャンプ場や透明度の高い海でのダイビング、シーカヤックなど、様々なレジャーが楽しめます。特に、有名なリアス式海岸でのクルージングは、観光客にとって特別な経験となるでしょう。

新しい聖地巡礼スポットとしての「hotel jin」



「hotel jin」は、僻地に位置する一流の宿泊施設として存在感を示すことを狙っています。また、このホテルが立地する厳原の大町通りには、155年の歴史を誇る旧有明荘をリノベーションしたデザインが施されています。これは、当時の武家文化や朝鮮通信使の歴史を反映したもので、文化的価値が再評価されることを期待しています。

ホテルの内部には、現代的なデザインと和風の美しさが融合した空間が広がっています。宿泊は素泊まりで、家族やグループで自由に過ごせます。また、最大5名が宿泊可能な大きな部屋が用意されており、広々とした居住空間を提供します。料金は一泊45,000円からという設定で、手頃な価格で贅沢な滞在が実現します。

交通アクセスと今後の展望



対馬へのアクセスは、福岡空港や長崎空港からの飛行機、または博多港からのフェリーが便利です。特に、自家用車や公共交通機関での移動が可能で、多くの観光スポットに気軽に足を運ぶことができます。これにより、対馬を訪れる人々がこの新しいデザイナーズホテルを拠点に、観光を楽しむことができます。

対馬は、ここ数年で観光業が盛り上がりを見せており、「GHOST OF TSUSHIMA」などの人気ゲームによる影響も大きいです。これに伴い、今後も富裕層の観光客をターゲットとした質の高いサービスが求められるでしょう。「hotel jin」は、そんな新しい聖地巡礼のスポットとして、訪れる人々に特別な体験を提供してくれることでしょう。

会社情報

会社名
ABUNZE株式会社
住所
長崎県五島市栄町2-15hotel sou
電話番号
080-2733-6993

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