Mid-Century MODERN、30周年の特別商品を発表
インテリアショップMid-Century MODERNが、創業30周年を記念して、特別なブックチェア『天童木工 水之江忠臣Book Chair with Mid-Century MODERN』を2025年1月17日から発売します。これは、日本を代表する家具メーカー・天童木工とのコラボレーションによる作品です。
Mid-Century MODERNの歴史
Mid-Century MODERNは、1994年に青山骨董通りのビル2階でスタートしました。設立当初は、イームズブームの影響もあり、多くのファンに支持されてきました。その後、2012年には代官山に移転し、2017年からは品川・港南に常設店舗を持つようになりました。また、2022年には渋谷PARCOに新店舗がオープンし、さらに多くの人々を魅了しています。
天童木工について
一方、天童木工は1940年に事業を設立した家具メーカーです。高い成形合板技術を駆使し、山形県天童市を拠点に展開しています。天童木工は地産地消に力を入れ、地域のスギやヒノキを使用した家具作りを行っています。最近では、サステナブルな素材を使用した新技術の開発にも積極的です。
『水之江忠臣Book Chair』の誕生
新たに発表された『天童木工 水之江忠臣Book Chair 70th with Mid-Century MODERN』は、天童木工の長寿命アイテムであるブックチェア『S-0507』を70周年を記念して復刻したものです。このブックチェアは、1954年に開館した神奈川県立図書館のために設計されたもので、水之江忠臣氏によるデザインです。
今回の特別版は、美しい木目と光沢感を持つチーク材を使用し、さらにMid-Century MODERNがアメリカでセレクトしたファブリックで座面を仕上げた一品です。この椅子は、経年により木材の色合いが変化していくため、長年に渡ってその魅力を楽しむことができます。
POP-UP SHOPでの展示
また、1月17日から2月9日まで、Mid-Century MODERN Shibuya PARCOにて天童木工の家具を取り揃えたPOP-UP SHOPを開催します。このイベントでは、『天童木工 水之江忠臣Book Chair』の他にも、日本人デザイナーが手掛けたダイニングチェアやソファなどが展示販売されます。
場所は東京都渋谷区の渋谷PARCO 4階で、営業時間は11:00〜21:00です。
Mid-Century MODERNの哲学
Mid-Century MODERNは、Charles&Ray Eames、George Nelson、Eero Saarinenなどのデザイナーが生み出したミッドセンチュリーのデザインを取り扱うファニチャーショップとして、現代のライフスタイルに調和する価値を提供しています。
その美学は、時代を超えて愛されることを目指し、機能性とデザイン性を兼ね備えたプロダクトが揃っています。
今回の30周年記念商品は、そのようなブランドの理念を体現したものであり、ぜひ多くの方に手に取っていただきたい一品です。