イノベーションの祭典
2019-06-27 00:00:05

東南アジア最大級のイノベーションイベントに日本企業が挑む

東南アジア最大級のイノベーションイベントに日本企業が参画



東南アジア最大規模である「innovfest unbound2019」が開催され、そこには日本の先進的なクリエイティブ企業が出展しました。本イベントは、約100カ国から15,000人以上が集まる2日間に渡る盛況な場で、380社以上のスタートアップや多国籍企業の参加がありました。加えて、世界的に有名な起業家やベンチャーキャピタルが集まるセミナーも併催され、400人以上の講演者が登壇しました。これにより、東南アジア地域のさまざまなイノベーションエコシステムが一堂に会し、活発な議論が行われました。

参加企業の展示内容とその意義



ADDReC株式会社


ADDReCは、独自の視点で「想い」を形にする新しいスタイルのデザインファームです。彼らはプロジェクトの初期段階から実現まで、一貫してトータルプロデュースを行います。ADDReCの展示では、特に空間領域に特化したデザイン手法の事例が紹介され、クライアントの要望に応えるだけでなく、生活者や社会の課題にも真摯に向き合っています。

彼らは、未来を見据えたプロジェクトデザインを通して、長期的なビジョンを持つ重要性を強調しており、実際にその考えに基づいたデザインフローが展示されました。これにより、持続可能な価値を生み出すために、デザインの可能性がいかに広がるかが示されました。

株式会社スキーマ


スキーマは、インターネット技術を駆使したクリエイティブ制作を行う集団です。今回のinnovfestで提案された『マンマミール』は、「家族の食卓にイノベーションを」のテーマの下、家庭の食事に新たな解決策を提供します。現代の子供たちが直面するスマホ依存症や偏食問題に対して、テクノロジーを駆使して楽しい食事体験を実現することを目指しています。

このIoTプレートは、食材の見える化を行い、子供たちが食べ物の重要性を理解しやすい形で学習できるように設計されています。スマホと連動させることで、食事中に注意を引きつけ、コミュニケーションの重要性を再認識させる役割も果たします。自分が食べたものの栄養についてもアプリを通じて学べるため、食育にも貢献しています。

このプロダクトが家庭にどのような変化をもたらすのか、参加者たちの関心が集まりました。

大阪イノベーションハブ


共同出展している大阪イノベーションハブは、世界に挑戦する起業家や技術者の集合体として機能しています。この拠点は、新しい事業の創造や成長を促進するために、多彩なイベントやプログラムを年間約200回も開催しており、国内外の起業家や専門家が集結します。大阪市が設置し、大阪市都市型産業振興センターが運営を担当しているこのプラットフォームでは、化学反応が生まれやすい環境が整えられています。

公式サイトでの情報提供も行われており、アクセスすることで具体的なプログラム内容を把握できます。

まとめ


日本のクリエイティブ企業が東南アジアのイノベーションイベントで見せたアイデアやプロダクト群は、各自の課題解決に向けた強い意志と思考を感じさせます。このような場を通じて、異なる文化や考え方との交流が新たなイノベーションを生んでいくことに期待が持たれます。参加企業の取り組みは、今後のビジネスシーンにおいても重要な指針を与えてくれるのではないかと思います。

会社情報

会社名
ADDReC株式会社
住所
東京都新宿区百人町1-10-15新大久保駅ビル4F
電話番号
03-6709-8779

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