株式会社RESTAが福島に新たな挑戦を始める
株式会社RESTAは、障がい者の就労支援に特化したサービスを展開する企業であり、福島県須賀川市に本社を移転し、天栄村にも第2拠点となる新しい施設を設けることを発表しました。
地方の障がい者雇用の新たなモデルを提案
RESTAは「誰しもが再挑戦できる社会」の実現を目指し、障がい者に向けたIT訓練やキャリア支援サービスを全国展開してきました。2024年には、福島県初のオンライン型就労移行支援施設「RESTA Campus」を開設し、都市部と地方との間にある就労機会の格差を解消する新しいモデルを構築します。
全国的に障がい者雇用が拡大する流れにある一方で、地方では十分な支援の選択肢が限られています。その中で、RESTAは地域雇用を自立的に育む「ローカルゼブラ企業」として、新しい雇用モデルの発信地となることを目指しています。
福島県での具体的な事業戦略
1. リモート雇用の拡大
RESTAは、東京の企業と連携し、障がい者向けのリモート求人を積極的に獲得します。地方に居ながらにして、全国レベルの仕事に挑戦できる環境を整備します。
2. IT教育を通じた地域課題の解決
障がい者を対象としたIT教育を提供することで、地域の労働力不足を解消しつつ、個人のキャリア形成を支援します。
3. 多拠点展開によるニーズの充足
今後2年間で福島県内および東北エリアに複数拠点を展開する計画で、特に雇用支援が不足している地域へ積極的に進出します。
本社移転の意義
東京都渋谷区から須賀川市に移転したRESTAは、創業者の故郷であるこの地域で、深く根ざした経営を行うことで地域貢献を果たしていきます。RESTA代表の松川は、「本社移転は福島への恩返し」と語り、地元との結びつきを重視しています。
天栄村との連携
新たに設けられる天栄村の拠点では、障がい者の働き口を拡大し、地域の人々とともに成長することを目指します。在宅でも通所でも対応できる柔軟な支援体制を整え、求職者のニーズに応じたサービスを提供します。
自治体からの期待
須賀川市長と天栄村長もRESTAの移転を歓迎し、地域の障がい者支援の未来に期待を寄せています。市としても積極的に支援し、持続可能な雇用モデルの構築を共に進めていく意向を示しています。
RESTAの社会的ミッション
RESTAは、地域に根ざした「ローカルゼブラ企業」として、利益と社会的意義の二つを同時に追求します。震災を乗り越えた福島から新たなスタンダードを確立し、地方発のイノベーションを社会全体に広げることを目指しています。
未来への展望
今後は郡山市やいわき市への事業展開も視野に入れ、『福島発・全国展開』を実現し、地方創生と障がい者支援の両立を図っていきます。RESTAは、地域と行政、民間企業との連携を強化し、「誰もが安心して働ける社会」の実現に向けて、一歩ずつ邁進していきます。
会社概要
- - 会社名: 株式会社RESTA
- - 代表者: 松川 力也
- - 所在地: 福島県須賀川市栄町200 3階
- - 公式サイト: RESTA
- - TEL: 0248-94-5026
- - お問い合わせ: [email protected]
この会社の新たな取り組みは、福島を中心として地域社会の課題解決に貢献し、持続可能な社会の実現に向けた第一歩となります。