第29回手帳大賞が開催されました
2025年11月11日、株式会社高橋書店の「第29回手帳大賞」発表表彰式が盛大に行われました。このイベントでは、名言大賞とアイデア大賞の受賞作品が発表され、多くの出席者がその成果を祝いました。
名言大賞の受賞作品
今回の名言大賞には、45,328通もの応募がありました。その中から、受賞作品として選ばれたのは以下の通りです。
大賞
『きょうは誰を喜ばそうかな』
応募者:小林 純一(宮城県、74歳、介護福祉士)
発言者:園児
この言葉は、園児たちが「朝、起きたら、先ず何を考えるかな?」との質問に対しての答えでした。この名言は、他者を思いやる心を表し、心が温かくなる言葉です。
審査員賞・その他の受賞作品
- - いとうせいこう賞: 佐藤 恭子(埼玉県)『わたしはいま!くもをあびていまーす』
- - 東直子賞: 森山 淳一(東京都)『おっという間の、人生でした。』
- - 平野紗季子賞: 粟飯原 純佳(徳島県)『人生はね、ちょっとずつたりないの だから楽しいのね』
- - 優秀賞3作品も発表され、特に子供の言葉には、大人たちも見習うべき点が多いことが感じられました。
アイデア大賞の受賞作品
名言だけでなく、アイデア大賞にも注目が集まりました。こちらには2,152通の応募がありました。その中から選ばれたのは、以下の優秀賞3作品です。
- - 『イチニチ マルっとログ』
- - 『Sun Tango Diary』
- - 『手間も無駄もプレッシャーもない手帳』
これらのアイデアは、日々の生活に役立つ工夫が施されたもので、応募者の思いが感じられます。
イベントのハイライト
式典では、作家のいとうせいこうさん、歌人の東直子さん、フードエッセイストの平野紗季子さんが審査員として登壇し、その後、受賞者にはトロフィーが授与されました。また、手帳に関する意識調査「手帳白書2026」の結果についても振り返り、手帳の使い方や意義についてのトークが繰り広げられました。
若きクリエイターの作品商品化
特に注目すべきは、昨年のアイデア大賞を受賞した中学生の船田翔太君が、その作品『ポジティブ未来日記~明日の自分~』を商品化したことです。彼のビデオメッセージは感動的で、「この手帳によって多くの人が毎日を前向きに楽しめたら嬉しい」との思いが伝わってきました。
審査員のコメント
最後に、審査員たちから熱いコメントが寄せられました。
- - 平野さん:「手帳は日常の良い言葉を届けるツールであり、見る人の明日を変える力がある。」
- - 東さん:「言葉が持つ力や役割の重要性を再確認しました。」
- - いとうさん:「日々の良い言葉に耳を傾けることが多くなることを願っています。」
新CMと手帳の魅力
そして、2026年版も続いて新しいCMが放送される予定です。「手帳は高橋」をテーマに、「JUSTFIT」のコンセプトで、様々な使い方を提案する内容になっています。視聴者にぴったりの手帳を見つけてもらえることを願っています。
手帳には、毎日を特別なものにする力が秘められています。皆さんもぜひ、自分に合った手帳を手に取り、日々の生活を豊かにしてください。