tofubeatsが生み出すJTグループの「音」を活かした新プロジェクト

tofubeatsが創り出す、JTグループの新たな音楽プロジェクト

日本たばこ産業株式会社（JT）が手がける新プロジェクト「JT Rhythm Loop」では、人気アーティストのtofubeatsが参加しています。このプロジェクトは、JTグループの様々な事業や取り組みに関連する「音」を音楽として表現することを目的としています。4月24日に公開された楽曲およびミュージックビデオは、自然の音から文化やスポーツに関する音まで、多様な音素材を集めた唯一無二の作品に仕上がっています。

「JT Rhythm Loop」ではエレクトロニックミュージックの先鋭であるtofubeatsが、JTが行っている森林保存活動を行なっている「JTの森」でのフィールド・レコーディングを実施。そこで収録された木々のざわめきや鳥のさえずりなどの自然の音が、独特のトラックの基盤となり、他にも「将棋日本シリーズ」や「JT男女バレーボールチーム」といった現場で録音した音を利用し、斬新で心に響く音楽が生まれました。この作品の監督には、映像と音楽の調和を得意とする菱川太壱が起用され、特にYouTubeを主なプラットフォームとして、サンプリング音楽とカットアップ手法が巧みに組み合わされた作品が完成しました。

ミュージックビデオも非常に見応えがあり、制作裏話が収められた特別映像が同時に公開されました。tofubeatsが森に訪れる様子やスタジオでのトラック制作過程、さらには彼へのインタビューが収録されており、彼のクリエイティブな視線や自然に対する想いが色濃く表現されています。この内容は音楽ファンだけでなく、フィールド・レコーディングやサウンドデザインに関心を持つクリエイターにとっても大いに魅力的なコンテンツとなっています。

「音」でつなぐこのプロジェクトは、今後もtofubeatsを皮切りに様々なアーティストとの共演が予定されています。隔週に公開される楽曲は、各アーティストがJTグループに関連する音をテーマに新たなビートやループを創出し、個々のアプローチで展開される予定です。これにより、普段は気づきにくい「音」が新たな形で楽しめる圧巻のコラボレーションが期待されます。

また、このプロジェクトではサウンドロゴも登場し、JTグループの多彩な音が集まり、リズムを作り出すコンセプトが表現されています。映像制作には幅広いアニメーション作品を手がけるTakeru Shibuyaが参加し、音楽にはアーティストのokkaaaが起用されています。

tofubeatsは「JTのプロジェクトの音を使って音楽を作るという非常に面白い仕事で、様々な空間を体験することができた。」とコメントを寄せ、森での取材や制作過程を通じて得た貴重な体験を振り返っています。これらの音楽と映像が多くの人々に新たなインスピレーションをもたらし、JTグループの取り組みの魅力を再発見するきっかけとなることを目指しています。

「JT Rhythm Loop」は、音楽の力によって多様な「音」を結びつける試みであり、プロジェクト全体を通して、様々な音の魅力が光る内容となっています。次回の公演や公開もぜひお見逃し無く！