DRIPSが「hanaravi矯正」の資金調達を実施
最近、マウスピース矯正「hanaravi矯正」を運営する株式会社DRIPSが、ニッセイ・キャピタルから6,100万円の資金調達を行ったことが明らかになりました。この資金調達は、同社の成長を後押しする重要なステップとなります。
マウスピース矯正の背景
「hanaravi矯正」は、矯正治療に対する高額な費用が原因で、歯科矯正を諦めざるを得なかった多くの方々に向けて、手軽に高品質なサービスを提供することを目指しています。特に、従来のワイヤーを使った矯正治療では、約80%の人が治療を断念しているという統計があります。この状況を改善すべく、3Dプリンターを使った自社製造のマウスピースを導入し、コストを大幅に削減。これにより、より多くの患者が矯正治療を受けられるようになりました。
資金調達の目的
今回調達した資金は、「hanaravi矯正」のさらなる展開に利用され、具体的にはプロダクトの製造拡大やマーケティング活動の強化に充てられます。DRIPSは、2年以内に15,000名の顧客へのサービス提供を目指しており、そのためのインフラとサポート体制を整えています。
ニッセイ・キャピタルの評価
この資金調達を主導したニッセイ・キャピタルの飯田健登氏は、マウスピース矯正市場が米国ではすでに確立されている中で、日本においても急成長していることを指摘しました。その中で、DRIPSの代表であり医師でもある各務氏が率いるチームが、臨床経験に基づいてユーザーのニーズに真摯に応える姿勢を高く評価。信頼性や安心感を重視した姿勢が今回の投資判断につながったとしています。
DRIPSのビジョン
DRIPSの各務康貴代表は、歯並びが整うことで日常的なメンテナンスが容易になり、口腔内の健康が保たれるとし、その結果、将来的な疾病リスクの軽減や健康寿命の延伸に寄与できると述べています。特に、予防医療の観点からもマウスピース矯正の重要性を強調し、高品質なサービスの提供を通じて多くの人々に健康的な未来を実現する意義を訴えています。
サービス概要
「hanaravi矯正」は、オーダーメイドの透明マウスピースを用いた矯正手法を採用しており、月額費用は初月が20,000円、2ヵ月目以降は30,000円(税抜)。治療期間は3ヶ月から12ヶ月で、総額は約80,000円から300,000円にも上ります。さらに、ホワイトニング剤の無償提供やLINEでのサポートも行っており、ユーザーの利便性を高めています。
会社情報
株式会社DRIPSの本社は東京都千代田区に位置し、代表は各務康貴氏。資本金は7,100万円で、同社のサービスについて詳しくは
公式サイトをご覧ください。今後の「hanaravi矯正」の展開に大いに期待が寄せられています。
今後もDRIPSの成長を追いかけていきたいと思います。