ACE 2024 Japan 開催報告
2024-06-25 11:24:56

Aras、グローバルコミュニティイベント「ACE 2024 Japan」開催報告 - デジタルスレッド技術で革新を加速

Aras、グローバルコミュニティイベント「ACE 2024 Japan」開催報告 - デジタルスレッド技術で革新を加速



製品ライフサイクルマネジメント(PLM)ソリューションおよびデジタルスレッド・ソリューションのリーダーであるArasは、2024年6月13日(木)と14日(金)の2日間、東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京にて、グローバルコミュニティイベント「ACE 2024 Japan」を開催しました。

本イベントは、PLM単一製品としては最大級のイベントとなり、1200名を超える参加者を集めました。前回のACE 2023 Japanに続き、米Aras Corporation CEOロッキー・マーチンと、アラスジャパン合同会社社長兼Aras Corporation日本リージョンオペレーション担当副社長久次昌彦による基調講演が行われました。

基調講演では、デジタル化、差別化、変化スピードの速さという3つの課題に対して、Arasが提供するオープンなデジタルスレッド技術がどのように対応できるのかが説明されました。具体的には、パラマウントベッド、レッドブル、ルネサスエレクトロニクスといった顧客事例が紹介され、Arasのソリューションがどのように課題解決に貢献しているのかが示されました。

また、Arasの最高技術責任者(CTO)であるロブ・マカベニー氏によるAras製品の最新情報やロードマップの紹介、ユーザー事例の発表、懇親会など、30以上のプログラムが提供されました。参加者は、デジタル化に関する情報を共有し、複雑な製品の設計・製造・運用方法を変革していくための貴重な情報を獲得する機会を得ました。

イベント内容



1日目:

開会挨拶:アラスジャパン合同会社社長 久次昌彦氏
基調講演:米Aras Corporation CEO ロッキー・マーチン氏
テーマ:「Arasの近況報告」
ユーザー事例講演
本田技研工業株式会社 磯目知也氏、赤星伸之氏:Aras Innovatorを活用した開発情報管理について
東電設計株式会社 小山桂介氏:デジタルスレッドのさらなる革新をもたらすAras Innovatorの活用方法について

2日目:

基調講演:アラスジャパン合同会社社長 久次昌彦氏
テーマ:「拡大するデジタルコミュニティ」
基調講演:経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 アーキテクチャ戦略企画室長 和泉憲明氏
テーマ:「産業データの力で製造業のDXを加速する!ウラノス・エコシステム構想で実現するデータ駆動型経営とは?」
ユーザー事例講演
電源開発株式会社 岡崎俊之氏:火力発電プラントの情報連携による業務効率化とKPI管理
パラマウントベッド株式会社 河瀬健氏、髙田徹氏:Aras Innovatorによる技術ITプラットフォームの構築
富士フイルム株式会社 濱田章宏氏、富士フイルムソフトウエア株式会社 平尾義隆氏:オンプレミスからAzureへのクラウドリフト

ACE 2024 Japan 開催概要



イベント名称:ACE 2024 Japan
イベントテーマ:Unlocking Innovation
開催日:2024年6月13日(木)午後、14日(金)全日
会場:ANAインターコンチネンタルホテル東京
住所:東京都港区赤坂1-12-33
対象業界:自動車、航空機、重工業、産業機器、ハイテク・エレクトロニクス、医療機器、建設、化学、プラント等
特設サイト:https://events.aras.com/ace2024-jp
主催:アラスジャパン合同会社
スポンサー:全25社
プログラム:Aras代表挨拶 / Aras最新情報 / 外部基調講演 / ユーザー講演 / 分科会 / Arasロードマップ / Arasおよびスポンサーによるソリューション展示 / 懇親会 他

Arasについて



Arasは、製品ライフサイクルマネジメント(PLM)とデジタルスレッド・ソリューションのリーディングプロバイダーです。Arasのテクノロジーは、強力なデジタルスレッドのバックボーンとローコード開発プラットフォーム上に構築され、拡張性が高く、柔軟かつオープンなPLMソリューションを提供しています。ArasのプラットフォームおよびPLMアプリケーションは、製品ライフサイクル全体およびサプライチェーン全体を通じて、ユーザーをあらゆる部門や部署、機能を重要な製品データやプロセスと繋ぎます。

主要顧客



川崎重工業、クボタ、デンソー、日産自動車、⽇⽴製作所、富士フイルム、三菱重工業、村田製作所、ルネサス エレクトロニクス、Airbus、Audi、Microsoft等

ウェブサイト・SNS



ウェブサイト:https://www.aras.com/ja-jp
X:https://twitter.com/ArasJapan
Facebook:https://www.facebook.com/ArasJapan/
LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/aras-japan

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ACE 2024 Japan 参加レポート:デジタルスレッド技術が描く未来への展望



「ACE 2024 Japan」は、PLMソリューションにおける最新技術や業界トレンドを網羅した、まさにデジタル化時代の製造業にとって欠かせないイベントでした。特に印象的だったのは、Arasが提唱する「デジタルスレッド」という概念です。これは、製品開発から製造、運用、そして廃棄に至るまで、製品に関するあらゆる情報をデジタルで繋ぐことで、情報共有を促進し、より効率的な開発プロセスを実現するという考え方です。

イベントでは、さまざまな企業のユーザー事例が紹介されましたが、特にパラマウントベッドの事例は興味深かったです。同社は、Aras Innovatorを活用することで、技術情報を一元管理し、開発プロセスを可視化することで、開発期間の短縮や製品品質の向上を実現しました。

また、経済産業省の和泉憲明氏による基調講演では、「ウラノス・エコシステム構想」が紹介されました。これは、日本が産業データの活用によって製造業のDXを加速し、グローバルリーダーになるための構想です。Arasのデジタルスレッド技術は、この構想の実現に大きく貢献する可能性を秘めていると感じました。

イベントを通して、Arasが提供するPLMソリューションは、単なる情報管理ツールではなく、企業のビジネス変革を促進する強力なツールであることを確信しました。デジタルスレッド技術は、製造業の未来を大きく変える可能性を秘めており、今後の発展が非常に楽しみです。

イベント参加者へのメッセージ



デジタル化は、もはや製造業にとって避けては通れない潮流です。ACE 2024 Japanで得た情報を活用し、自社のビジネス変革に積極的に取り組んでいきましょう。Arasは、その取り組みを強力にサポートします。

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