ラピュタの自動倉庫
2024-11-22 04:18:22

革新的な自動倉庫システムが米国に上陸、ラピュタロボティクスがデモショールームを開設

自動倉庫のイノベーションがアメリカで体験可能に



物流向けのロボティクスソリューションを提供する###ラピュタロボティクス株式会社が、アメリカ・イリノイ州シャンバーグにデモ用ショールームを開設しました。このショールームは、同社が誇る「ラピュタASRS(Automated Storage and Retrieval System)」と呼ばれる革新的な自在型自動倉庫のデモを提供します。これにより、これまで日本国内のみで体験できたこのシステムの実力を、ついに米国の企業や関係者も目の当たりにすることができるのです。

ラピュタASRSの特徴



「ラピュタASRS」は、独自のブロック構造と免震設計を活かし、アンカーレスで自在なレイアウトが可能な点が特徴です。これは、まるで積み木のように、倉庫内のスペースに応じて最適な配置が行えるという大きな利点を持ちます。さらに、寸法変更や拡張にも柔軟に対応できるため、工場内の搬送など、倉庫の枠を超えた多用途な使い方ができます。この特徴により、将来的に事業規模が拡大したり、拠点移転を余儀なくされた際も、最小限の時間とコストで移設が可能となります。これにより、企業はリスクを軽減しながら自動倉庫の導入ができるのです。

また、ラピュタASRSは、生産性の向上と運用コストの削減を実現し、企業全体の効率化を図ることができます。2023年の日本国内における発売以降、既に4社以上が導入しており、2024年6月からは米国市場への進出が始まります。

ショールームのアクセスと体験内容



今回開設されたショールームは、シカゴ・オヘア国際空港から車で約20分、シカゴの中心からも約35分という便利な立地に位置しています。訪れる企業は、###ライブデモツアーやハンズオン体験を通じて、ラピュタASRSの優れた機能を直接体感できます。

デモツアーでは、単なるピッキング作業に留まらず、在庫管理システムとの統合についても実演し、システムの導入によるワークフローの改善実例が示されます。さらに、ハンズオン体験では、ユーザー自らが直感的なインターフェースと簡便な操作方法を試すことができるため、業務の効率性や標準化の実際を体感することができます。約1時間のデモが終了した後には、取り扱っている製品や倉庫環境に基づいた個別相談が行われており、生産性向上の具体的な見込みについても触れられます。

デモの予約方法



デモ予約は事前にウェブサイトから行う必要があります。各企業には個別のデモセッションが用意されていますので、興味のある方はぜひ予約を行ってみてください。また、米国での導入を検討中の企業は、東京での実機デモも視野に入れることが可能です。詳細については、公式ウェブサイトでご確認ください。

ラピュタロボティクスの企業情報



ラピュタロボティクスは、スイスのチューリッヒ工科大学(ETH Zürich)から生まれたベンチャー企業であり、ロボティクスの利便性を広めるというビジョンのもと、最先端の制御技術と人工知能を駆使したクラウドロボティクスプラットフォームを開発しています。世界中から集結した優秀なエンジニアや営業チームが協力して、クライアントにとって最適なソリューションを提供しています。

新たに米国市場に進出したラピュタロボティクスの自動倉庫システムは、今後の物流業界にどのような変革をもたらすのか、大いに注目されるところです。


画像1

画像2

会社情報

会社名
ラピュタロボティクス株式会社
住所
東京都江東区平野4-10-5
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。