ジェクシード決算発表
2024-12-09 19:19:46

ジェクシード、2024年第3四半期決算を発表 - DX推進で売上大幅増加

株式会社ジェクシード、2024年第3四半期決算発表



2024年11月14日、株式会社ジェクシード(代表取締役社長:今井俊夫)は、2024年度の第3四半期決算を公表しました。今回の発表では、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の影響を受け、クラウドERPの需要拡大やデジタルサイネージ事業の成長が目立つ結果となりました。

売上高の伸びと利益改善



この第3四半期累計期間の売上高は754,541千円となり、前年同期と比較して157.7%も増加しています。この成果は、ITコンサルティング事業やBPO事業の成長に支えられたもので、営業利益も32,672千円に達しました。前年同期は営業損失が出ていたため、この利益改善は著しいものです。

また、経常利益は31,690千円、四半期純利益は44,870千円と、いずれも前年同期の損失から大幅に改善されました。全体として、計画値を大きく上回る結果を達成しています。

各セグメントの成績



ITコンサルティング事業



ITコンサルティング事業では、売上高が627,609千円、営業利益は23,967千円を記録しています。特に「ERPコンサルティング」分野では、オラクル社のJD EdwardsやNetSuiteに関連する案件が多く、既存顧客からの大規模改修や人材不足が影響して単価が上昇しました。これにより、安定したストックビジネスとして位置づけられるようになっています。また、新規大型案件の受注もあり、将来的にはAIを活用した提案も考えられています。

デジタルサイネージ事業



デジタルサイネージ事業は、126,932千円の売上高を上げ、営業利益は8,705千円となりました。台湾の大手LEDメーカーと提携し、LED看板の設置やアドトラックによる広告提案を行っています。都内に設置された看板のほか、今期中にさらに数か所の設置を予定しており、アドトラックの販売も開始しました。

このように、ジェクシードの各事業は、この四半期において非常に順調に推移しており、今後も成長が期待されます。

今後の展望



第4四半期においても受注状況は堅調であり、着地予想も順調に推移する見込みです。また、M&Aや新規事業にも力を入れ、特にEV事業においては急速充電器のテストを終了し、販売活動を開始するなど、ビジネスの多角化を進めています。これらの取り組みにより、ジェクシードは今後もさらなる成長を目指していくことでしょう。

会社概要



株式会社ジェクシードは、1964年に設立され、東京都千代田区に本社を置いています。ITコンサルティングやデジタルサイネージ、EV事業などを展開し、今後も市場の変化に対応したビジネス展開を行っていく方針です。

詳細な決算発表は、以下のリンクからご覧いただけます。




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会社情報

会社名
株式会社ジェクシード
住所
東京都千代田区神田錦町3-17-11榮葉ビル9F
電話番号
03-5259-7010

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