伊勢市の新しい挑戦「まちなかウォーカブル社会実験」
三重県伊勢市が、地域の活性化に向けた新たな取り組みとして、「まちなかウォーカブル社会実験」を実施します。この社会実験は、居心地の良い空間を創出することで、訪れる人々にさらなる魅力を提供しようとするものです。いよいよこの実験が、2023年10月11日から13日の間で行われます。
ウォーカブルなまちづくりとは?
「ウォーカブル」という言葉は、歩きたくなるような居心地の良い場所を指します。伊勢市では、人口減少や少子高齢化の影響で商店街がシャッター街になりがちな現状を受け、地域の魅力向上とにぎわいの創出が求められています。この取り組みは、道路空間を車中心から人中心に転換することを目指しており、国土交通省が掲げる「ウォーカブル」「アイレベル」「ダイバーシティ」「オープン」のキーワードがその指針となっています。
社会実験の内容
この社会実験では、歩行者が快適に過ごせるスペースを街の中に設けることで、交流の場を生み出します。伊勢市駅前商店街の市道上では、滞在スペースとして休憩できる場所や、広場にお子様が遊べるスペースが設置されます。ここでは、お絵かきや絵本を楽しんだり、読書や飲食をしながら過ごすことができる環境が整えられています。特に、10月開催の伊勢まつりの近くなので、多くの方に立ち寄ってもらえることでしょう。
この実験は、訪問者がどのような活動を行い、どれくらいの時間を過ごすのかを観察し、通行量や滞在時間、アンケート調査を通じて必要な空間についての情報を集めます。これらの検証結果は、今後のまちづくりに活かされる予定です。
実施詳細
- - 開催日: 令和6年10月11日(金)、12日(土)、13日(日)
※延期日: 令和6年11月1日(金)、2日(土)、3日(日)
- - 開催時間: 午前10時00分~午後8時00分
- - 開催場所: 伊勢市駅前商店街(市道宮後1丁目号線)
- - 雨天の場合: 延期または中止となる可能性があります。
また、会場には専用駐車場は用意されていないため、公共交通機関や近隣の時間貸駐車場を利用することを推奨しています。なお、歩行者天国ではないため、通行車両には十分に注意してください。
この実験は、伊勢市が考えている新しいまちの在り方を示す重要な機会です。地域住民や訪れた観光客が、誰もが安心して過ごせる空間を求めることで、更なるコミュニティの形成が期待されます。そのためにも、多くの方に参加していただければと思います。
お問い合わせ先
本リリースに関するご質問や報道に関しましては、以下の連絡先までお問い合わせください。
伊勢市都市整備部都市計画課市街地整備係
担当: 大西・奥野
電話: 0596-21-5509
メール:
[email protected]
伊勢市公式サイトにも情報が掲載されていますので、ぜひご覧ください。