東日印刷の布製看板「LUFAS」、調布カフェで初採用
東京都調布市にあるカフェ「N&H CAFE」に、東日印刷株式会社とグループ企業である株式会社トライが製造・販売する布製看板「LUFAS(ルーファス)」が採用されました。11月16日(土)にオープンした同カフェでは、メインエントランスなどに計3ヶ所のルーファスが設置され、来店客を出迎えています。
環境と防災に配慮した革新的な看板
ルーファスは、エコマークを取得した日本で唯一のファブリック・サイネージです。国際特許を取得したテンション構造により、看板製作から設置、交換までにかかるコストを大幅に削減できます。2019年度グッドデザイン賞ベスト100にも選出された高いデザイン性も魅力です。
環境性能も高く、アクリル板と比較して製造時のCO2排出量を95%削減(重量比)。昇華転写という印刷技術を用いることで、布をコンパクトに折り畳んで輸送できるため、輸送時のCO2排出量も削減に成功しています。素材にはペットボトル100%リサイクル素材を使用し、フレームにも再生アルミを50%以上使用しています。
地震や災害への強さも備えており、自治体や企業からの関心も高いです。
カフェオーナーの喜びの声
N&H CAFEの運営者である林和央さんは、「店内外の顔となる看板にルーファスを採用することで、見た目の美しさだけでなく、コスト削減にも繋がり、SDGsへの取り組みにも貢献できる点が非常に満足しています」とコメント。簡単に布の張り替えができるというルーファスの利点を活かし、季節やメニュー変更に合わせてデザインを変更する予定です。
N&H CAFEについて
N&H CAFEは、東日印刷がSDGsパートナーシップ協働宣言を締結したハヤシ・アンド・カンパニー株式会社と、株式会社Natty Lifeが共同出資して設立された新会社が運営しています。カフェの運営に加え、都内の洋菓子店「AM STRAM GRAM」の製品も店内で製造しています。
理念として掲げているのは「障害のある人も生き生きと対等に働ける社会」。障がいを持つ方も店内で働く予定です。
まとめ
環境配慮と防災性能、そしてコスト削減という三拍子揃ったルーファスは、今後の看板市場において大きな注目を集めそうです。N&H CAFEでの採用を機に、さらなる普及が期待されます。