国内のケミカル&マテリアルズ分野スタートアップ、企業価値ランキングを発表
日本材料技研株式会社は、2026年3月末時点におけるケミカル&マテリアルズ分野の国内スタートアップの企業価値ランキングを公表しました。このランキングは、同社が主催する「C&Mウェビナー」の一環として行われており、スタートアップと大手企業とのマッチングを促進することが目的です。
今回の報告では、上位10社のスタートアップについて、企業価値や事業内容を詳しく解説しています。
1位:株式会社TBM(約3,224億円)
TBMは、石灰石を主成分とする新しい素材「LIMEX」を開発・製造しています。この素材は紙やプラスチックの代替品として注目されており、資源保護や廃棄物削減に寄与しています。さらに、リサイクル事業や脱炭素支援も積極的に行い、持続可能な社会の実現を目指しています。
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2位:株式会社JEPLAN(約390億円)
JEPLANは、「あらゆるものを循環させる」という理念のもと、リサイクル技術を活用し資源循環型社会の実現を目指しています。衣料品やペットボトルのリサイクル事業を行い、商用プラントの運営や技術ライセンスの提供を通じて、持続可能な未来へと貢献しています。
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3位:株式会社Kyulux(約327億円)
九州大学発のスタートアップであるKyuluxは、次世代有機EL材料の開発を進めています。「Hyperfluorescence™」技術により、効率的で長寿命、高色純度の発光を実現しています。特にレアメタルを使用せず、コストにも配慮した製品が特徴です。
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4位:Bioworks株式会社(約280億円)
Bioworksは、植物由来のポリ乳酸を基盤とした次世代素材「PlaX™」の開発をしています。これにより石油由来プラスチックの代替を図り、環境負荷の低減と持続可能な社会の実現へ貢献しています。
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5位:つばめBHB株式会社(約171億円)
東京科学大学からスタートしたつばめBHBは、低温・低圧でのアンモニア製造技術を開発しています。この技術によって、小型プラントでの生産が可能になり、持続可能な社会を実現するための新しいアプローチです。
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6位:株式会社名城ナノカーボン(約131億円)
高純度かつ高結晶のカーボンナノチューブを製造する名城ナノカーボンは、ナノカーボンの可能性を追求し、持続可能な未来の実現を目指した材料開発を進めています。
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7位:EF Polymer株式会社(約110億円)
沖縄科学技術大学院大学発のこのスタートアップは、食品廃棄物を原料にした生分解性ポリマーを開発。農業用水の効率的利用を図る中、環境負荷の低減にも寄与しています。
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8位:日本材料技研株式会社(約110億円)
自社もランクインする日本材料技研は、情報電子分野向けに高機能材料を開発しており、先端素材の研究開発も積極的に行っています。
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9位:株式会社Atomis(約108億円)
京都大学発のAtomisは、次世代多孔性材料を用いて、気体の新たな利用法を探求しています。材料開発から量産まで幅広い展開が見どころです。
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10位:株式会社TOWING(約98億円)
名古屋大学から誕生したTOWINGは、次世代食料生産システムの開発に取り組んでおり、環境への配慮を持った新しい農業の未来を模索しています。
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まとめ
日本材料技研は「C&Mウェビナー」を通じて、スタートアップと大手企業の連携を促進し、この分野のユニコーン企業の輩出を目指しています。ランキングに掲載された企業の革新的な技術が今後のケミカル&マテリアルズ産業をどのように発展させていくのか、大いに期待が寄せられます。興味のある方はぜひウェビナーに参加してみてください。