新感覚ホラー・エンターテインメントの誕生
第8回カクヨムWeb小説コンテストのホラー部門で特別賞を受賞した話題作『対怪異アンドロイド開発研究室』。この作品がついにコミカライズされ、コミックヴァルキリーでの連載が決定しました。著者の饗庭淵さんによるこの新感覚ホラーは、恐怖感知能力を持たないアンドロイドと、予測不能な「怪異」との対峙を描いています。
怖さを感じないアンドロイドの挑戦
物語の主人公、アリサは恐怖を感じることがない美麗なアンドロイドです。「おばけは怖くありません。機械ですから」という彼女の言葉が示す通り、彼女は怪異を淡々と分析し、挑みます。アリサは、自然言語での受け答えが可能で、多様な雑談にも対応します。そのため、コミュニケーション能力は非常に高く、未知の状況でも柔軟に情報を処理することができます。
さらに、アリサは階段や斜面を自在に昇り降りできる能力を持ち、補給なしで連続六時間以上稼働することができます。ドアノブを掴むこともできれば、なんとおばけを見ることもできる不思議な機能を搭載しています。彼女の特異な能力を駆使して、阿鼻叫喚の現場でも冷静に対処する姿は、見どころの一つです。
心揺さぶるホラーの舞台
『対怪異アンドロイド開発研究室』は、白川教授の研究室が舞台となっています。研究室には、都市伝説や噂を調査するために開発されたアンドロイド、アリサが登場します。彼女は、白川教授の指導の下、この廃村に潜む異常を探し出すため、深夜の調査を行います。アリサの持つデータは、研究室を訪れた新島ゆかりにとって驚きの要素をもたらします。
コミカライズと続編の展望
このたびのコミカライズを手掛けるのは、兎屋まめ先生。ファンの期待を背負って、原作の持つ独特な雰囲気をどのように表現するのか楽しみです。また、続編となる『対怪異アンドロイド開発研究室2.0』も好評発売中で、こちらのストーリーも合わせて楽しむことができます。
まとめ
『対怪異アンドロイド開発研究室』は、ホラーとエンターテインメントの要素を見事に融合させた作品です。コミカライズがどのように展開されるのか、そして新たな要素が加わることでどう変わっていくのか、続報を心待ちにしているファンは多いでしょう。異世界や擬人化が盛り込まれた『コミックヴァルキリー』での連載は、間違いなく新たなトレンドを生む予感があります。
さらなる詳細に関しては、今後の発表を楽しみにしてください。